株式会社アクエリアス・ハート・ヴォイスより寄稿されたレポートを掲載しています。

「なぜ?」は最も良くない質問〜「なぜ」は「思い込み」を引き出す 1on1ミーティング・ヒアリング・コーチングは、機能しているか?
そもそも、1on1ミーティングとは 1on1ミーティングとは、上司と部下がマンツーマンで定期的に話し合う面談のことです。部下の成長を促す目的で、実務の進捗や課題、キャリアプランなどを共有し、双方が成長できる関係性を築くためのコミュニケーショ...

絶滅の危機にある言語・方言
「『絶滅の危機』にあるもの」と聞くと、恐竜やマンモスのような生き物を想像しますが、今、絶滅危機にあるのは「日本のことば・方言」なのだそうです。 文化庁が発表したユネスコ(国連教育科学文化機関)の統計によると、世界で約2,500に上る言語が消...

ディスカバー・ジャパン・アゲイン 万博とジャパニーズティー 〜世界が驚いた日本の「喫茶外交」2
<前回のレポートから>●茶室で抹茶を飲んだアメリカの新聞記者は、日本茶を飲む時間を持つことで、理性的な判断が可能となり、社会課題への解決策へと進むのではないか、という意見を書いています。現代と同じかそれ以上に、日本茶の文化が海外で評価され、...

「世の中で最も『悪』だと思うこと」
私は警察学校で外部講師として、「コミュニケーション」について授業をしています。警察官だって民間のビジネスマンと同じく「コミュニケーション力」は、求められます。寧ろ、民間人以上にコミュニケーション力が必要となることもあるでしょう。 コミュニケ...

ディスカバー・ジャパン・アゲイン 万博とジャパニーズティー 〜世界が驚いた日本の「喫茶外交」1
大阪・関西万博(2025年4月13日〜10月13日)が開催されています。万博協会は4月26日、一般来場者数が、開幕日の13日から25日までの13日間で100万人を突破し、約101万人8,000人になったと発表しました。 そもそも万博は、世界...

「させていただく」or「させて頂く」
「『させていただく』『させて頂く』、どちらが正解なのか悩みます」。という質問を受けました。ひらがなで「いただく」なのか、漢字の「頂く」なのか、日常よく使う表現なので、いつも「モヤっ」としながらやり過ごしているというのです。 一般的には「常用...

ビジネスマナー講座 「○○してください」は命令形? 〜「ビジネスの枕詞」+「語尾」の変換でコミュニケーションを円滑にする
苦情・クレームで多いのは、「誤った情報を伝えた」ということではありません。正しい情報であっても「事務的な対応」「伝え方が冷たい」「上から目線(のような対応)」といったことです。つまり、言語情報(話の内容そのもの)よりも、言葉遣いや声のトーン...

「グータッチ」で新しいコミュニケーションを!
社員研修の際、ある企業の新入社員さんが雑談の中でこんなことを話してくれました。「入社式で社長とグータッチをした。社長から『グータッチをしよう!』と言われて、新入社員が一列に並んだところに、社長が一人ずつ全員とグータッチをしていった。とても感...

2025新入社員・若手社員に見られる傾向 〜たかがメモ、されどメモ
「メモの取り方を教えてください」 新年度がスタートし、今年も新入社員研修を行いました。そこでの気づきを共有します。「ホウ・レン・ソウ」の項目で、指示を受ける時の「メモをとる」重要性を伝えたところ、一人の大卒男性新入社員の手が上がりました。「...

父と子の会話〜なんのために働くの?
父「おい、そんなところでゴロゴロしないで、勉強しなさい!」子「どうして勉強しなきゃいけないの?」父「勉強しないといい学校に入れないだろう!」子「どうしていい学校に入らなきゃいけないの?」父「いい学校に入らなきゃ、いい会社に入れないだろう!」...

2025年 新入社員・若手社員に見られる傾向
古代メソポタミア文明の遺跡に「近頃の若い者は」という文字が刻んであるそうです。古今東西「若い人」は、新しい文化を持ってやってきます。旧いものと新しいものの融合が、チームのパワーになれば、これほど嬉しいことはないでしょう。長年人材育成に携わっ...

セミナー会場の「好きな席」、どこに座りますか?
定期的にセミナーや講座を開いていると、「どこの席に座るか」は、個人によって決まっているように見えます。後ろの席、戸口の席、講師に近い席など、それぞれに好みがあります。後ろに座る人は、いつも後ろの席。前の席が好きな人は、どこが開いていようが、...

増え続けるコロケーション 漢字は同じ、どう読む?
「コロケーション(collocation)」とは、ある程度固定化して使われる言葉の組み合わせのことをいいます。使われ続けていくうちに変化していくものも多くあります。 たとえば、「雪辱を果たす」を「雪辱を晴らす」という言う人が増えています。「...

「無音」は心地よいか?
「音ハラスメント」について、以前ご紹介しました。「足音」「鼻をすする音」「パソコンのキーボードを叩く音」「キャビネットの扉や引き出しの開け閉めの音」など。いずれもご本人は無意識でやっていることがほとんどなのですが、人によっては気になって仕方...

コロケーション〜「実はどっちも正しい」日本語の揺れ
「コロケーション(collocation)」。聞きなれない言葉かもしれませんが、ある程度固定化して使われる言葉の組み合わせのことをいいます。このコロケーションを使いこなせるかどうかが、表現力や文章力のアップのコツになります わかりやすく説明...

転職ブーム、人生は己を知る旅?〜自分のことは他人に聞いてみよう
高校生のキャリア教育をしていると、「夢は特にない」「自分の『強み』が、わからない」といった声を時々耳にします。まだ高校生なので、今から取り組めば、どんな夢だって叶いそうです。こちらからみると、羨ましいほどの可能性をたくさん秘めている彼ら彼女...

ディスカバー・ジャパン・アゲイン2025 〜日本のことば編 2「小学生からチャレンジ すごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本」
前回のレポートでご紹介すると、「面白い」「すぐに注文しました」などの反響が寄せられました。この本には漢字、政治、経済、社会など、世の中のことをよく知らないと答えられない問題もあります。でも安心してください。ここでは問題を解けなくても、注意深...

あなたも知らないうちに加害者になっている?「音ハラスメント」
机の引き出しを閉める音、パソコンのキーボードをたたく音、ノック式ボールペンをカチカチと鳴らす音、スリッパのような履物でオフィス内をパタパタと歩き回る音……。 さらに、鼻をすする音(花粉症の季節には仕方がないこともあるのですが)。鼻をすすった...

ディスカバー・ジャパン・アゲイン2025 〜日本のことば編「小学生からチャレンジ すごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本」
●表題の「すごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本」(監修 毎日新聞校閲記者 岩佐義樹)は、『小学生からチャレンジできる』と、ありますが大人でも思わず「?」。そもそも間違いに気づかない、または、どこか変だなと思っても、何が変なのかよくわ...

変わりゆくマナー?「ナプキンの輪」
「レストランの食事で、ナプキンの輪(折り目)はどちらに向けたらいいのでしょうか?」と、いう質問を受けました。 テーブルマナーでは、ナプキンの輪は自分の体側に向けますが、最近のマナー本には反対のことが書かれているので、どちらが正しいのか迷うと...