F&Aレポート

ビジネスマナー講座 「○○してください」は命令形? 〜「ビジネスの枕詞」+「語尾」の変換でコミュニケーションを円滑にする

苦情・クレームで多いのは、「誤った情報を伝えた」ということではありません。正しい情報であっても「事務的な対応」「伝え方が冷たい」「上から目線(のような対応)」といったことです。つまり、言語情報(話の内容そのもの)よりも、言葉遣いや声のトーン...
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「グータッチ」で新しいコミュニケーションを!

社員研修の際、ある企業の新入社員さんが雑談の中でこんなことを話してくれました。「入社式で社長とグータッチをした。社長から『グータッチをしよう!』と言われて、新入社員が一列に並んだところに、社長が一人ずつ全員とグータッチをしていった。とても感...
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2025新入社員・若手社員に見られる傾向 〜たかがメモ、されどメモ

「メモの取り方を教えてください」  新年度がスタートし、今年も新入社員研修を行いました。そこでの気づきを共有します。「ホウ・レン・ソウ」の項目で、指示を受ける時の「メモをとる」重要性を伝えたところ、一人の大卒男性新入社員の手が上がりました。...
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父と子の会話〜なんのために働くの?

父「おい、そんなところでゴロゴロしないで、勉強しなさい!」子「どうして勉強しなきゃいけないの?」父「勉強しないといい学校に入れないだろう!」子「どうしていい学校に入らなきゃいけないの?」父「いい学校に入らなきゃ、いい会社に入れないだろう!」...
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2025年 新入社員・若手社員に見られる傾向

古代メソポタミア文明の遺跡に「近頃の若い者は」という文字が刻んであるそうです。古今東西「若い人」は、新しい文化を持ってやってきます。旧いものと新しいものの融合が、チームのパワーになれば、これほど嬉しいことはないでしょう。長年人材育成に携わっ...
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セミナー会場の「好きな席」、どこに座りますか?

定期的にセミナーや講座を開いていると、「どこの席に座るか」は、個人によって決まっているように見えます。後ろの席、戸口の席、講師に近い席など、それぞれに好みがあります。後ろに座る人は、いつも後ろの席。前の席が好きな人は、どこが開いていようが、...
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増え続けるコロケーション 漢字は同じ、どう読む?

「コロケーション(collocation)」とは、ある程度固定化して使われる言葉の組み合わせのことをいいます。使われ続けていくうちに変化していくものも多くあります。  たとえば、「雪辱を果たす」を「雪辱を晴らす」という言う人が増えています。...
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「無音」は心地よいか?

「音ハラスメント」について、以前ご紹介しました。「足音」「鼻をすする音」「パソコンのキーボードを叩く音」「キャビネットの扉や引き出しの開け閉めの音」など。いずれもご本人は無意識でやっていることがほとんどなのですが、人によっては気になって仕方...
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コロケーション〜「実はどっちも正しい」日本語の揺れ

「コロケーション(collocation)」。聞きなれない言葉かもしれませんが、ある程度固定化して使われる言葉の組み合わせのことをいいます。このコロケーションを使いこなせるかどうかが、表現力や文章力のアップのコツになります わかりやすく説明...
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転職ブーム、人生は己を知る旅?〜自分のことは他人に聞いてみよう

高校生のキャリア教育をしていると、「夢は特にない」「自分の『強み』が、わからない」といった声を時々耳にします。まだ高校生なので、今から取り組めば、どんな夢だって叶いそうです。こちらからみると、羨ましいほどの可能性をたくさん秘めている彼ら彼女...
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ディスカバー・ジャパン・アゲイン2025 〜日本のことば編 2「小学生からチャレンジ すごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本」

前回のレポートでご紹介すると、「面白い」「すぐに注文しました」などの反響が寄せられました。この本には漢字、政治、経済、社会など、世の中のことをよく知らないと答えられない問題もあります。でも安心してください。ここでは問題を解けなくても、注意深...
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あなたも知らないうちに加害者になっている?「音ハラスメント」

机の引き出しを閉める音、パソコンのキーボードをたたく音、ノック式ボールペンをカチカチと鳴らす音、スリッパのような履物でオフィス内をパタパタと歩き回る音……。  さらに、鼻をすする音(花粉症の季節には仕方がないこともあるのですが)。鼻をすすっ...
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ディスカバー・ジャパン・アゲイン2025 〜日本のことば編「小学生からチャレンジ すごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本」

●表題の「すごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本」(監修   毎日新聞校閲記者 岩佐義樹)は、『小学生からチャレンジできる』と、ありますが大人でも思わず「?」。そもそも間違いに気づかない、または、どこか変だなと思っても、何が変なのかよくわ...
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変わりゆくマナー?「ナプキンの輪」

「レストランの食事で、ナプキンの輪(折り目)はどちらに向けたらいいのでしょうか?」と、いう質問を受けました。  テーブルマナーでは、ナプキンの輪は自分の体側に向けますが、最近のマナー本には反対のことが書かれているので、どちらが正しいのか迷う...
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一生楽しく働く教え〜 「大きく成長するための小さな習慣」101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんに学ぶ 2

トモコさんの哲学に、「どう思われているか」ではなく、「自分はどうありたいか」に軸足を置く。というのがあります。万人に愛されるのは不可能。それにいったん「この人はこういう人」と思うと、滅多なことで評価を変えません。まして、その他人が自分を幸せ...
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「わたしが一番きれいだったとき」茨木のり子

戦後80年ですが、「これは昔のこと」と、言えない現実が今も世界のどこかにあります。「わたしが一番きれいだったとき」に、あなたは何を感じますか。その思いこそ大切に伝えていくべきなのでしょう。 『詩文芸』1(2),詩文芸社,1957-08. 国...
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一生楽しく働く教え〜 「大きく成長するための小さな習慣」 101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんに学ぶ

キャリア・コンサルタントとして、学生や新入社員によくお話しすることがあります。それは、「『楽しく働きたい』と思うなら、仕事を早く覚えること。自分の仕事を好きになること」ということです。 学生時代に得意(好き)だった教科は、他の教科よりも、た...
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「丹田(たんでん)を伸ばす」+「深い呼吸」=「疲れにくい脳」

私が主催する話し方講座では、準備体操として数分間の「深い呼吸」をします。これは、気持ちをリセットして集中力を高めることができます。また、「深い呼吸」では、呼吸回数がかなり少なくなります。  成人の呼吸数は、1分間に12回〜20回が正常値とい...
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ディスカバー・ジャパン・アゲイン2025 〜「御朱印」編

昨年11月、箱根神社に参拝した折、御朱印をいただくために長蛇の列に並びました。平日にも関わらず30人ぐらいは並んでいたと思います。普段は巷の人気店に並ぶ行列を冷ややかに見る私も、このときばかりは、いそいそと並びました。順番を待つ時間さえ、何...
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大寒「寒の水」

1月20日は大寒ですが、2月3日節分(立春の前日)までの15日間を大寒と呼ぶこともあります。大寒は一年で最も寒さが厳しい時期で、冬から春への移行期と言われます。  今日が大寒の初日なら、2月3日の節分が大寒の最終日ということになります。  ...