F&Aレポート

セミナー会場の「好きな席」、どこに座りますか?

 定期的にセミナーや講座を開いていると、「どこの席に座るか」は、個人によって決まっているように見えます。後ろの席、戸口の席、講師に近い席など、それぞれに好みがあります。後ろに座る人は、いつも後ろの席。前の席が好きな人は、どこが開いていようが、必ず前の席に座ります。心理学でいうと、この「好きな席」は「人との距離感」を表しているのだそうです。

  前の席人との距離が近い
距離感が近い人。それほど親しくなくてもパーソナルスペース (片手を肩まで上げた長さ)に、スッと入っていく人
  中ほどの席遠からず近からずのほどよい距離
バランスのいい人付き合いができる人。 近すぎず、遠すぎずの距離。お互い気持ちの良い距離感を保つ人。
  戸口の席人によって距離を変える
セミナー中に外に出ることもできます。 臨機応変に距離を変えることのできる人
  窓側の席遠く距離がある人
窓の外を眺めて他のことを考えることができる席。 人から遠く距離を置きたい人

 定期的に決まったメンバーで開くセミナーでは、毎回席は自由にも関わらず、各自の席が固定されるのも面白い現象です。私がセミナー参加するときは、前の席に座るようにしています(より多くの情報を集めたいという欲がそうさせるのでしょう)。人との距離感が近いのも、相手にとって迷惑になるかもしれませんね。気をつけます。

 あなたの好きな席はどこですか?