大人のたしなみ「お金のマナー」
1、お金は立って渡す
目上の人にお金を手渡す時には立ってお渡します。座ったままで手渡すのは失礼にあたります。また、両手でお渡しします。お金に限らず、大切なものをお渡しするときには立ってお渡ししましょう。
2、お金は包んで渡す
月謝や会費などを支払う際にむき出しのままで渡したり、その場で財布から取り出して渡すのはNGです。封筒に入れるか懐紙に包むなどしましょう。ただし、受付で会費を支払う際には、封筒に入れると受付がかえって面倒になることもあります。その際には、ちょうどの金額を封筒に入れて、封筒からさっと取り出してお渡しするのがスマートです。
3、常に新札を準備しておく
新札が欲しいときに限って財布の中には新札がない!ということも、よくあることです。いざというときに慌てないように、一万円札5枚、五千円札2枚、千円札10枚程度の新札を自宅に用意しておきたいものです。
4、小銭を投げるように出さない
レジでの支払いの際に、小銭を投げるように出すのはNG。お店の方に対して失礼ですし、お金そのものをぞんざいに扱っているように見えます。どんな気持ちで支払いをするのか、どんな風にお金と向き合っているのか、それまで生きてきた過程を含めて、その人のありようが一瞬で透けてみえる瞬間といってもいいかもしれません。
少額のお金であっても、お金そのものは尊いものです。また、最近流行りのポイントにあまりこだわり過ぎると、大人気ない対応になることも…。少し注意したいところです。