予祝(よしゅく)のススメ~今こそ、もう一度「前祝いの法則」を!2 お花見シーズンは「予祝」の季節 「まなゆい」で未来をアップデート
「なぜ日本人はお花見をするのか?実は、お花見こそ古代日本人が実践していた、夢(願い)を叶えるための引き寄せの法則だったのです。古代日本人の一番の願いは、稲がたわわに実り、お米がしっかりとれることでした。その願いの実現を引き寄せるためにやっていたのが、実は、お花見だったのです」。
未来を引き寄せる「予祝」は、カーナビに現在地とゴールを入力するのと同様に、自分自身の現在と、なりたい未来をセテッングすることから始まりますが、自己肯定感が低い人は、自分の自身の現在地がわかっていないので、このセッティングがうまく機能しないということを、前回のレポートでお伝えしました。自己肯定感を高める簡単で最速最強の方法が「まなゆい」です。(予祝のススメ 前祝いの法則 ひすいこたろう著 フォレスト出版)
1、世界最速でネガティブから脱出し、ありのままの自分にOKを出す言霊メソッド
モヤモヤを晴らし、自己肯定感を高める、とっておきの方法があります。
「まなゆい」という言霊メソッドです。「受け入れ」「認め」「ゆるし」「愛しています」という4つの言葉で、ありのままの自分を受容します。
「まなゆい」は、いまあることを受け入れる、いわば母性(大地)のエネルギー。予祝は、こうありたいと願い、そこに邁進する父性(天)のエネルギー。
「まなゆい」で、心の闇にちゃんと丁寧に向き合い、自分の心を晴らして、そのうえで、予祝をしていくと天と地が結ばれて、とてもバランスがいいのです。
2、「まなゆい」の方法
「まなゆい」のやり方はとてもシンプルです。
何かイヤな気持ちになったら、その心のつぶやきに、「~と思った自分を受け入れ、認め、ゆるし、愛しています」と、くっつけてください。それだけです。シンプルでしょう?
私は○○○と思った自分を受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。
○○○に心のつぶやきを入れるだけです。
例1) 私は「片付けができない自分は、情けない」と思った自分を 受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。
例2) 私は「あの人は嫌いだ」と思った自分を受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。
そこから、その次に思い浮かんだ心のつぶやきを、そのまま、またこのフレーズに入れて言います。どんな嫌な自分であろうとも、「私は○○○と思った自分を受け入れ、認め、ゆるし、愛しています」と、4つの言葉で自分の素直な気持ちを全肯定していきます。
3、どんな自分もOKって認めてあげる
すると、いい悪いというジャッジの世界から解放され、どのような自分でありたいか、という心の声が聞こえやすい状態を作ることができるのです。
たとえば、「そうは言っても、そんな自分を許せない」と思いが湧いてきたら、「そうは言っても、そんな自分を許せない。と思った自分を受け入れ、認め、ゆるし、愛しています」と言います。
次に「だって、人に嫌われたらひとりぼっちになってしまうから」と恐れが出て来たら、そう思った自分も受け入れ、認め、ゆるし、愛します。
本気で受け入れなくてもいいんです。言葉には言霊が宿っているので、このフレーズをただ言っているうちに、次第に気持ちも変化していきます。
これを1分、2分、10分と自分の心がスッキリするまで、ひたすら湧き上がる思いを4つの言葉で全肯定していきます。終え方は、スッキリしてきたら終了ですが、いつ終えても大丈夫です。受け入れると、癒しが起こります。癒しは「受容」から起こるからです。人は認めてもらってからじゃないと、なかなか新しい一歩は踏み出せません。感情も一緒。まず「受け入れ、認めてあげる」こと。まなゆいは一人でもできますが、二人でやるとさらにさらにパワフルです。自分のありのままを受け入れ、心をプラスの状態にして行動を起こしましょう!