「未来」=「心」×「行動」 今の「心」の状態が未来をつくる
ベストセラー作家『ひすいこたろう』さんは、「未来」は、「今の心の状態」で、「何をするか」で決まると言われます。
たとえば、心がマイナスの状態であれば、どんな行動を掛け合わせても未来はマイナスにしかならないと。つまり結果がでにくい。
これはスマホにたとえると、
「未来」=「アンテナ(心)」×「検索(行動)」になるわけです。どんなに検索をしたくとも、アンテナが圏外であれば、ネットワークに繋がっていないので、情報は入ってきません。さらに、ひすいさんは、「不機嫌でいるということは、アンテナが圏外であるということ。上機嫌でいることは、アンテナが圏内ということ」と言い、心が上機嫌(アンテナが圏内)であれば、他のネットワークとつながるので、シンクロが起きやすく、奇跡が起こると言うのです。
シンクロとは、シンクロニシティのことで、ユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」のことをいいます。「共時性」「同時性」「同時発生」ともいわれます。たとえば、昔の写真を整理していて懐かしい気持ちに浸っていたら、その懐かしい友達から久しぶりに電話がかかってくるというような、虫の知らせのようなものです。
ひすい説が正しいとするなら、「未来」は「すでに自分の中にある」といえます。どんなに良い行いをしたとしても、心がマイナスなら良い未来は期待できないということです。
ひすいさんは、私たちは、ついつい目に見える「行動」に気を取られるのですが、実は目に見えない「心」の部分が大事で、「心」が7で、「行動」が3ぐらいの割合で大事なのだといいます。
不確実で不安定なことの多い昨今、つい心も暗くなりがちですが、今こそ自分の心のベクトルをプラスに向けて上機嫌で過ごしたいものです!