駅と電車内の迷惑行為ランキング
日本民営鉄道協会では、毎年「駅と電車内のマナーに関するアンケート」が実施されています。平成30(2018)年度のアンケートは、前年度を上回る2,688人が回答していますが、ここ最近で急上昇している迷惑行為は「荷物の扱い」だそうです。
順位 (昨年) 迷惑行為項目 割合(%)
1位 (3位) 荷物の持ち方・置き方 37.3%
2位 (1位) 騒々しい会話・はしゃぎまわり 36.9%
3位 (2位) 座席の座り方 34.5%
4位 (5位) 乗降時のマナー 34.3%
5位 (6位) ヘッドホンからの音漏れ 23.2%
6位 (-) スマートフォン等の使い方(新規) 21.5%
7位 (9位) 酔っ払った状態での乗車 15.4%
8位 (11位) 車内での化粧 15.1%
9位 (8位) ゴミ・空き缶等の放置 14.2%
10位 (13位) 混雑した車内での飲食 10.0%
11位 (12位) 電車の床に座る 9.6%
12位 (9位) 決められた場所以外での喫煙 9.1%
13位 (-) 優先席のマナー(新規) 9.0%
14位 (16位) 電子機器類(携帯電話、携帯ゲーム機、パソコン等)の操作音 6.7%
15位 (15位) その他 6.3%
16位 (14位) 混雑した車内での読書(新聞、雑誌、書籍等) 6.0%
17位 (17位) 特にない 0.2%
前年の3位から、1位になっている「荷物の置き方」については詳しくみてみましょう。昨年に比べて、背中や肩のリュックサック・ショルダーバッグを迷惑に感じる人が増加しています。自分では、そんなつもりはなくとも迷惑行為になっていることもあるようです。持ち物の管理は、十分気をつけたいですね。
迷惑行為項目 割合(%) (昨年)
背中や肩のリュックサック・ショルダーバッグ等 66.2% (55.2%)
座席に置かれた荷物 9.0% (11.2%)
床(足もと)に置かれた荷物 8.3% (12.2%)
傘(濡れ傘・先端を向けられる等) 6.1% (5.0%)
乱暴なキャリーバッグの運び方 3.9% (9.0%)
扉付近に置かれた荷物 2.2% (3.2%)