F&Aレポート

人を上手に紹介できる人はマナーの達人

人を上手に紹介できる人はマナーの達人

 春は出会いと別れの季節です。職場の人を紹介したり、紹介されたりするシーンも多くますが、紹介にもマナーがあります。なんとなく紹介してしまうと、場をしらけさせたり失礼にあたることもあります。しっかり基本を覚えておきましょう。

■ 目上の方(最も立てる人)に、先に情報を差し上げる!
■ 目上の方(最も立てる人)は最後に紹介する!
■ 「下から上」「身内から外」

その1)新入社員のT君を主任のAさんが、部長のKさんに紹介することになりました。
Aさん「K部長、新入社員のT君です」

Aさん「T君、こちらはK部長です」

2)Aさんは取引先のI課長を、自社のF部長に紹介することになりました。
Aさん「I課長、私どもの部長のFです」

Aさん「F部長、こちらは取引先のI課長です」
(または、「F部長、こちらは取引先の課長 I様です」)

■肩書きプラスαが空気を変える
 どちらかというと日本人は、「こちらの方は、○○会社のY課長です」という肩書きだけを紹介することが多いようですが、「テニスがお好きなアスリートです」「地元のグルメに詳しい」など、人柄が感じられるような紹介ができる人は、紹介マナーの達人といえるのではないでしょうか。場の空気が和み、会話も弾むことでしょう。日頃から、人に興味を持ち観察する、意識して会話をすることなどで紹介のセンスは磨かれます。