しない・させない職場のパワー・ハラスメント2 ~パワハラへの理解を深めて、未然に防止しよう
パワハラの手段によって、パワハラ加害者は(1)攻撃型(2)否定型(3)強要型(4)妨害型の4つのタイプに大別できるといいます。前回ご紹介した(1)(2)のタイプにつづき、ケース事例を通してご紹介します。(株式会社クオレ・シー・キューブ代表取締役 岡田康子氏)その前に、「そもそもなぜパワハラ問題なのか?」下記の4つを確認しておきたいと思います。
1.心と身体の健康を害する
2.職場風土を悪化させ、士気が低下する
3.退職者の増加と有能な人材が流出する
4.企業評価を低下させ、信用が失墜する
以上のことから、「パワハラは、個人の問題ではなく組織の問題」といえます。また、「人間関係の調整能力の問題」でもあります。日頃から、職場の人間関係や人権感覚を高めていきましょう。
■パワハラ加害者の4つのタイプ