F&Aレポート

ワンポイント“メール”マナーは“すっきり”が命

ワンポイント“メール”マナーは“すっきり”が命

 一日の仕事を振り返ったときに、電話の数とメールの数、あなたはどちらが多いですか?もちろん業種、業態によって違いがあり一概にはいえませんが、ビジネスでもプライベートでも、メールはコミュニケーションツールとしてなくてはならないもの。今やメールは電話を超えてコミュニケーションの重要ツールとなりました。
 さて、そのメールマナーとして知っておきたいこと。すぐに取り入れられて、便利なポイントをまとめてみましょう。メールは”すっきり”が命です。

1.返信の際の件名 「Re:」は何個まで許せる?
 たとえば「領収書の件」という件名でメールを受け取りました。返信する際には普通「Re: 領収書の件」となります。さらにそのメールに返信する場合「Re:Re: 領収書の件」となります。さらに返信すると「Re:Re:Re:、、、」と、続くわけです。
 しかし、メールは後で記録として確認することもあります。その際、件名が「Re:Re:Re:」では、メールを開けて内容を一つ一つ確認しなければなりません。
 「領収書の件」であれば「Re: 領収書の件(回答)」、「Re: 領収書の件(発送済み)」とする方が、お互いにすっきりしてわかりやすいですね。

2.メールも「一件一葉」が基本
 「1通のメールに要件は一つ」です。これもすっきり伝えるためと、整理しやすくするためです。これはメモなどを渡すときに、「1枚のシートには1件の要件を書く」というビジネスマナーに端を発します。「一葉」の「葉」は助数詞で、絵はがき、写真、葉など、平たくて手のひらに乗るぐらいの小さなものを数えるときに使います。
 一枚の紙に一つの要件を書くというマナーは、アナログでもデジタルでも同じということになります。やっぱり、しっかりなどの余計な副詞を省いてすっきり伝えましょう。