ボストーク松山藤原塾

春が来た、のかな?

【季節の話題】

年度末になりました。松山で桜が咲いて1週間。昼間はワイシャツでも暑いくらいで、一気に夏がやって来たような感じです。ついこの前までダウン着てたのに。米国では、冬から春にかけて少しあたたかくなり、また寒くなるとき、あたたかくなりかけた時をフェイクスプリング(偽の春FakeSpring/FalseSpring)というのだそうです。フェイクという言葉に敏感なので、頭に残ってしまいました。米国ほど激しい変化ではないとしても、日本でもこの変化について行くのは大変です。

【今週考えたこと】

地震や津波、コロナといった、最近多くの人たちが味わってきた災害は自然の出来事でした。避けられないものとして、いったんは受け入れなければいけないモノです。しかし、戦争は人の意思により引き起こされるものです。自然発生的な戦争などありません。どこかで人間の意思が働いています。決定権を持つ人がゴーを出さなければ戦争にはなることはありません。

今回の戦争がなぜ終わらないのかと言えば、報道を読む限りでは、当事者が引くに引けない状態であることと考えられます。また、そのこと(クロージングに向けて方向転換すること)を当事者自身が理解していない可能性があると感じています。

視点を変えると、この戦争は宗教戦争という色合いを帯びつつあるのかもしれません。もともとの当事者がイスラエルであること、ここに来て米国でも福音派のことが報道されていることからふと思ったことです。

ここで、過去の宗教戦争をClaudeと一緒に考えました。代表的な宗教戦争には下記のようなものが上げられます。・十字軍(11〜13世紀) — キリスト教世界によるイスラム支配下の聖地奪還・三十年戦争(1618〜1648) — ヨーロッパのカトリック対プロテスタントの対立・ユグノー戦争(16世紀フランス) — フランス国内の宗派対立しかし、実際には領土・権力・経済利益の争いが宗教の衣をまとっていたケースが多いようです。これに宗教が絡む(ように見せかける)ということです。

ここはあまり深入りしませんが、戦争の影響をもう一度確認します。タンカーが1隻日本に到着しただけでニュースに取り上げられることは異常事態です。ガソリンは軽減措置がありますが、重油や軽油には軽減措置がありません。重油・軽油がなければ、舟を出すこともできず、魚も捕ることができません。養殖でも同じです。この1週間、足許でどのような問題が起きているのか、ハッキリしてきました。私たちの生活に少しずつ影響が出てきていると言えます。

最初の話に戻りますが、天災ならしばらく耐えしのぎ、様子を見て生活の再構築をしていこうというのが人間としての本能的な活動だと思います。それが人災としての戦争の場合どうなるのか。いつ終わるか分からない、きれいな形で終わりそうにはない。世界中の人々が、悶々としているのではないかと思います。その気持ちがマグマのように溜まっていって、どこかで爆発するかもしれません。もしどこかで区切りがつけられるのであれば、その気持ちを大切にして、戦後社会を再構築していく必要があります。人類の元気、やり直していこうという明るい気持ちを信じたい、です。

【今週のAI】

米オープンAIは24日、動画生成AI(人工知能)「Sora(ソラ)」のスマートフォンアプリの提供を終了すると発表しました。

AIの進化は早い 早すぎます。AIを使ってディズニーの画像が使えるようになるとお話ししたのは数ヶ月前のことでした。これは歴史的な展開だと書きました。しかし、動き出す前に提携の動きが撤回されてしまいました。なぜでしょうか。報道されているのは、動画使用のためのエネルギーが大量に必要でコスト増になること、半導体不足など開発環境が厳しいことなどです。つまり、AIを提供するための投資環境が以前と比べて厳しくなっており、動画に注力する余裕がなくなっているためと考えられます。この説明では分かりにくいですね。正確ではないかもしれませんが、私が思うところを申し上げると、AIが幅広く使われるようになり、多くの人の生活に深く関わるようになってしまった。そのための環境整備にお金が必要になる、ということではないかと思います。人間が行っている仕事をAIが肩代わりすることになると、その仕事からの報酬がなくなるのでそれをカバーしなければならないというのがベーシックインカムという考え方ですが、そのようなことを現実として考えなければならなくなったということです。

また、AIを日常で使う人とそうでない人の違いもどんどん広がっていっています。この格差をどのようにして埋めるかという大問題もあります。

AIについての知識を深めれば深めるほど、非AIの世界も並行して深めていく必要があります。私たちがどう生きるか、という問題です。やらなければいけないことがありすぎますね。ちょっと横向いて、ディズニーの映画でもゆっくり観たいなあ。


※この記事では一般的な経済市場動向についての情報提供を行っているもので、特定の投資を推奨又は勧誘するものではありません。