皆さん こんにちは
今年もGWに入りました。
暦通りであれば、前半は飛び石連休。
後半は火曜日までのお休みで、いつもの振替休日より1日多いだけのお休みです。
今年は気温低めで、北海道では積雪まで記録したようです。
桜に続く花も、この気温で少し長持ちしているのは良い感じですね。
さて、皆さまはどのようなGWをお過ごしでしょうか。
コメの値上がりが続いています。
今月28日農水省が発表した5kgあたりのコメの平均店頭価格は、前週比0.1%の3円上昇で4220円となりました。
値上がりは16週連続となります。
その後の報道では、例年だと収穫期近くの8〜9月に決まる生産者からの買取価格が、今年は田植え前のこの時期に動きがあり、すでに大幅な引き上げの見込みとのことです。
先日、南予方面を車で走っていると、宇和から三間にかけて、田んぼの中に水を入れる作業が始まっていました。
新米が出てくればお米の価格も落ち着くのか、かなり不安な状況です。
日本人の感覚として、コメまで上がるか!というところで、今後の物価上昇には注意が必要です。
先日の日経電子版に、30年後の大学では、留学生が3割になることを目指すという記事が出ていました。
国立大学協会が3月にまとめた「わが国の将来を担う国立大学の新たな将来像」の公表について(3/31)でも、2040年までに留学生の比率を3割に高めるとしています。
国内における少子化による学生数の減少への対応というだけでなく、日本という国の活力を維持発展させることを考えれば、大学の存在は非常に重要です。
一時的なインバウンドだけでなく、移住〜留学という形で国外から人を呼び込む施策は、中長期に関わるもので、対応も幅広く複雑です。
また、トランプ政権の政策により、米国内の研究機関に圧力がかかっており、そこに関わる研究員を呼び込むためにも、早めに検討を進める必要があります。
しかし、インバウンドに関して、全国の観光地では地元住民とのトラブルも起きており、留学生についても同じような問題が起きる可能性があります。
国内での英語教育という昔からの課題もあります。
留学生を含む学生全体をどのようにリードしていくかという教育の問題もあります。
これらの課題を解決しながら、今までの大学教育からの発想の転換が求められるのではないでしょうか。
どの分野においても、今の日本にある閉塞感を突き破るために必要なのは思い切った変革です。
米国から世界に波及している混乱は、前向きに受け止めればすごいチャンスです。
日本を変える可能性が、この留学=大学教育という分野でも取り組んでいける。
30年後といわず、今日からでも取り組んでいきたいテーマです。
最後に米国からの怖〜い話題。
私がいつも聞いているテック系ポッドキャストには、米国在住の日本人が制作しているものもいくつかあります。
最近の番組の中で、政権に対する自分たちの意見が言えない状況である(したがって、政治的な問題についてはコメントしない)との説明がありました。
日本国内ではトランプ政権をテーマに、誰でも自由に発言することができ、仮にそれが政策を否定するものであっても、直接的な危害を受けることはありません(SNSで叩かれることはあるとしても)。
しかし、今の米国は、ちょっとした軽口でも政権批判は認められない恐怖感が拡がっているようです。
おそらく彼らがそのようなコメントをすると、国外追放という処分を受ける可能性が高いのだと想像されます。
これは関税とは別の意味で深い問題です。
見方を変えれば、これからの日本で同じようなことが起きてはいけないということでもあります。
留学生のテーマも、自由な空気のもとで世界中の若い人たちが学べる場所を日本が提供するという意識で考えたいところです。
米国については、連日様々な報道がされていますが、ポッドキャストはちょっとショッキングなお話しだったので触れてみました。
GW後半も概ね良い天気が続きそうです。
仕事も遊びも、気持ち良く過ごしたいですね。