12月になりました。
今日の松山の最高気温は18度近くまで上がったようです。
気温が高いのは良いことなのですが、せっかく採れたみかんが傷みやすいのは困ったものですね。
シリアの反政府勢力が国内第2の都市アレッポを奪い返したという報道がありました。
シリアのアサド政権は、ロシア、イラン、イランに支援されたヒズボラに支援されていたのですが、ロシアはウクライナで疲弊し、ヒズボラはイスラエルに叩かれという状態で、そのスキに反政府勢力が一気に攻め込んだということのようです。
反政府勢力を支援してるのは米国といわれており、訳が分からない状態になっています。
紛争がさらに拡大し、これからどうなるのか中東がますます混乱していきそうです。
あまりにニュースが多過ぎてどれをお伝えすれば良いか本当に迷ってしまいます。
藤原先生のように深掘りはできませんので、軽いタッチで触れます。
今週取り上げるのは、オーストラリアで16歳未満のSNSを利用することが禁止されることになるというニュースです。
対象となるのは、X(旧Twitter)、TikTok、Instagram、Facebookなどです。
YouTubeと一部のオンラインゲームは除かれます。
YouTubeが除かれるのは、教育的な情報も多いからではないかと想像します。
同じSNS関連のニュースとしては、斎藤元彦氏が再選を果たした兵庫県知事選挙でもいろいろな問題が指摘されています。
日本でSNSといえば、LINEです。
ユーザー数は9700万人以上(2024年3月時点)と言われており、日本の人口のほぼ8割ですから、スマホを持ってる日本人は普通に使っているということでしょう。
世界的な規模ではX(旧Twitter)が月間アクティブユーザー5億7000万人だそうです(2024年11月発表)。
先日、久しぶりにそのXを覗いてみたのですが、広告だけでなく、暴力的な動画が普通に流されておりビックリしました。
Xでは藤原先生のような真面目な投稿もたくさんあります。
また、防災などの面では公共団体の大事な発信源でもあり、その役割は決して小さくないのですが、イーロン・マスクが同社を買収してから、何でもありの空間になってしまったようです。
イーロン・マスクはトランプ支持者でもあることから、大統領選挙後、Xから新興のSNSであるBlueskyに多くの人が流れているという報道もありました。
こちらは元々Twitterの共同創業者でもあるジャック・ドーシーらが2019年に発案した見た目はほぼTwitterのようなサービスです(ジャックはその後辞任しています)。
表面的に2つのサービスはよく似ているのですが、Blueskyはフィードといって興味のあるコンテンツ(例えば、Japaneseなど)で自分好みの情報を集めやすくなったり、AI検出機能でディープフェイクつまりAI技術による合成メディア=偽物を見つけやすくなっているところに違いがあります。
Twitterで起きた混乱の回避を意識して作られているのでしょう。
現時点では、Xに比べると参加している人は多くありませんが、ちょっと先行してBlueskyに入ってみてはいかがでしょうか。
「私Bluesky使ってるんだよ」と言ってみるのもおしゃれ?かもしれません。
今日はちょっとだけSNSについて深掘りしました。
この10年でSNSなしでは生活ができないようになってきています。
それはとても便利だからですが、個人の生活に深く入り込むだけに、国としての弊害も大きく、オーストラリアのように規制をしなければならなくなってきているのだと思います。
この流れは、今後世界的に拡がっていく可能性があり、テクノロジーをどのように人々の平和な生活に活かしていくかと言うことを真剣に考えなければいけない時期にさしかかっています。
技術の進歩について行くだけでも大変なアナログ世代は、本当に大変です。
松山藤原塾の開催予定は下記の通りです。
令和7年2月13日(木)
令和7年6月12日(木)
令和7年11月13日(木)
オンラインですから、全国どこからでも参加できます。
奮ってご参加下さい。