先月、6月(水無月)とは「水の月」だと書いたところ、天気の神様から、「水なし月」と言われてしまったようです。四国地方は、6月28日高松地方気象台が「四国地方は6月28日頃梅雨明けしたとみられる」と発表しました。1951年に始まった統計以来、最も早い梅雨明けで、四国地方としては初めての6月中に梅雨明け、梅雨期間は15日と異例の短さになりました。このままいくと、今月中には厳しい水不足が予想されています。この異常気象に注目できないくらい世の中は大変ですが、水がない生活も大変です。
さて、私の机の上には、デスクトップとノートPC,そしてiPadとiPhoneがあります(他にも書類が山積みですが、それはないことにします)。今まで、仕事と言えば、デスクトップPCというイメージですが、机に座りながらスマートフォンを利用することも多くなってきました。スケジュール管理もスマホですし、LINEやteamsなどのチャットも普通に仕事で使います。ニュースもスマホでチェックするようになりました。
では、そのニュースをどのように取得するかです。以前は新聞やテレビ、ラジオといったマスメディアでした。例えば経済分野であれば日経新聞からの情報は無視できません。しかし、最近は、多様な角度の情報を得るようにしています。その中で比重が高いのが音声情報であるPodcastです。例えば、毎朝、通勤の車の中で、直前に終わったNY市場について解説する金融関係の番組を聴いています。それならラジオと同じじゃないかと思われるかもしれませんが、ラジオのニュースはラジオ局が選別した情報です。Podcastの情報は聞き手である聴取者が選びます。ちなみに私は、金融マーケット、世界で起きているニュース、最新のテクノロジー情報と興味があるテーマで番組を選んでいきます。
これ以外にもRSS機能を使い、ネット上にあるニュースサイトやブログから、特定のキーワードの情報をテキスト=文章で入手します。RSSとは、Webサイトの新着記事のタイトル、日時、要約などを一覧化する仕組みのことです。ウェブ上の情報は一定のルールに基づいて作られているので、その仕組み利用して情報を取り込みます。情報を集めるキーワードは、音声と同じく、税、テクノロジー、セキュリティなどです。この機能を利用したアプリはいくつかあるので、その個性を見ながら使い分けています。これもすべてスマホです。
このように、インターネット+スマホを活用する、こちらから情報を取りに行く、いつでもどこでも見ることができると言った特徴を活かしながら情報収集します。
ただ、最大の問題は、人です。どんなに効率的なシステムを使っても人が変わらなければ社会全体は変わりません。メールやチャットのシステムを使っても、必ず電話で答えが返ってくる人がいます。ニュアンスを伝えるために電話もありですが、何でも電話だと、新しいシステム構築した意味がなくなります。収集した情報を活用することも当然です。その変化に気がつき対応すること。仕事や生活に活かすこと。変わったなと感じること。最後は人がどう動くか、なのです。