皆さん こんにちは
今日の松山は最高気温14度と一気に冬に突入です。
今朝から暖房器具を出してきたという方も多いのではないでしょうか。
不調だった私のメールソフトは、なんとか落ち着いて使えるところまで来ました。
私の場合、毎日数十本近い迷惑メールとそれに近い営業関係のメール、100本近い同業者のMLが入ってくるので、必要な返信をする前に、削除したり保存したりするだけでも大変なのです。
それに加えてクレジットカードも不正利用が見つかり、カードの交換作業〜登録のやり直しなんてことになってしまいました。
ただ、以前に比べると、不審なカード利用はカード会社側が察知して止めてくれていますので、少し安心です。
メールのことも、カードのことも、少し前までは考えられなかったことです。
その進歩は良かったのか悪かったのか、分からない時代になってきました。
先週木曜日は4ヵ月ぶりの松山藤原塾でした。
存続の危機だった松山藤原塾ですが、なんとか10名近い方に参加いただき、復活の兆しが見えてきました。
アーカイブも含めて参加いただいた皆さまには感謝申し上げます。
さて、その藤原塾の内容ですが、藤原先生からは、トランプ政権が何を目指しているのかといことについての話が中心でした。
その内容に少し触れると、トランプ次期大統領は、国防総省、教育省(この話は藤原塾では出ませんでしたので私からの補足)、医療関係の役所を廃止し、イーロンマスク率いる政府効率化省を新設することで、政府の機能を一新するということです。これに司法省〜裁判機能にも何かあるかもしれません。
今までの私たちが持っている政府の機関、機構というものを徹底的に取り壊して、作り直すことになるようです。
このことは、マスメディアの一つである日経新聞などにも取り上げられていますから、ご存じの方も多いかと思います。
今の硬直して混乱して荒廃した米国を立て直すためには、これくらいの粗治療が必要なのかもしれない、それくらい大変な状況なのだと言うことはわかったような気がします。
ただ、気になる点も何点かあります。
まず、米国は州の個性が非常に強く、連邦政府だけで国を変えていくのは難しいところがあります。
税制でも、相続税や遺産税がない州が大半なのですが、どちらかがある州もしっかりあります。
これは日本の都道府県とはまったく異質のものです。
この点で逆に混乱が生じてしまうのではないかと言うこと。
次に、トランプが圧勝したと言っても、民主党の支持者も半分近くいるわけで、反トランプ派の力も決して無視はできないと言うこと。
ここは大統領選挙の仕組みの難しいところです。
また、民主党が今後どのように立て直しを図ってくるのかという点も注目したいところです。
3番目に、政権内部の人事抗争が出てくる可能性があります。
個性の強い人たちですから、対立点が発生したときに、話し合って政策を決めることができず、感情的なぶつかり合いにならないか、という点が気になります。
また、トランプが気に入らないものはすべて排除と言うことにならないかという点も気になります。
今回の政変劇の結果、今までの発想では考えられない政策の大転換が起きる可能性があります。
米国のことではありますが、私たちも国のあり方、個人としての生き方、今の課題と今後の方向性を考える良い機会なのかもしれません。
今後の松山藤原塾の開催予定は下記の通りです。
令和7年2月13日(木)
令和7年6月12日(木)
令和7年11月13日(木)
オンラインですから、全国どこからでも参加できます。
奮ってご参加下さい。