2016(平成28)年も1ヵ月を経過し、2月となりました。
今年は、正月明けから愛媛県内でも厳しい寒さとなりました。東予、南予では降雪があり、松山市内は、雪が舞ったくらいでしたが、気温は札幌並みの真冬日で、あちこちで氷が張っていたようです。この寒さで、インフルエンザも流行の兆しが見えます。うがいと手洗いの励行、人混みではマスク装着で気をつけて参りましょう。
さて、今月はちょっと視点を変えてコンピュータ(PC)の話し。以前は、デスクトップと言うくらいで机の上に鎮座ましていたPCですが、スマートフォンの普及で、手のひらで操作されるようになってきました。
ところで、デスクトップでも、ノートPCでも、スマホでも、ソフトウエアでシステムを動かしていくわけですが、使い方が分からなくなったとき、こんな風にしたいなと思ったとき、もしくは、使用中に訳の分からないメッセージが出たとき、皆さんはどうしているでしょうか。
隣に座っている人に聞くというのが一番多い回答のように思えますが、隣の人も分からなければどうするか。この後の反応が、使いこなしている人とそうでない人の差だと思います。以前は、マニュアルというものがありましたが、最近のソフトウエアには、ほとんどマニュアルはありませんし、あっても表面的な操作方法程度しか書かれていません。
では、使いこなしている人はどうするか?まず、画面上に表示されている「ファイル」や「編集」と言ったボタンを押してみる。ソフトによって表現は違いますが、プログラミングの発想には共通のものがあります。次に、ネットで問題の部分を検索する(「Excel 日付 関数」といったキーワードです)。この2つで、8割以上は解決すると思います。基本は、やってみることと経験です。検索は他人の経験を見つけることになります。使いこなしている人って、それなりに失敗もたくさんやっていて、それも必要なことです。あとは、「こんなことができないか」という発想も大事だと思います。例えば、複数のデータをワンクリックでまとめられないかというように。システムを開発する人の感性に近づけば、ソフトの操作方法も自然に習得できます。
残る問題は、英語です。これは、もう慣れるしかないのかもしれません。