「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
現代人は多かれ少なかれストレスを抱えながら生きています。ストレスをバネにしたり、ストレスとうまく付き合ったりできるうちはいいのですが、時にそのストレスが心身を病んでしまうこともあります。じゃあ、縄文人にはストレスはなかったのか?当然、その時代に生きていたわけでもなく、しっかりした文献が残っているわけでもないので、本当のところはわかりませんが、ストレスはあったにせよ、少なくとも今のようなストレスではなかったと言われています。「今のようなストレス」とは、「今ココにいない人や、出来事を考え続けてモヤモヤしたりイライラしたりする」ことです。
たとえば、熊に遭遇して死闘を繰り広げる。これは生物にとって相当なストレスです。ですが、熊から逃れることができれば、そのストレスからは解放されます。現代のストレスは、この熊が目の前からいなくなっても、ずっと戦い続けているような状態なのです。
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」(精神科医 名越康文氏監修)では、「いつも『ここにいない誰か』で悩んでしまうあなたへ」と、心が晴れる考え方を4コマ漫画も織り交ぜて表現しています。文章の一部をご紹介します。ご参考までに。