夏の就活、クールビズ
先日、猛暑の中で就活生とおぼしき女性を見かけました。ブラックスーツに黒いかばん、黒く染めた?長い髪を後ろで一つにまとめて、黒の中ヒールパンプスに肌色ストッキングという出で立ちです。たいてい就活生は一目でわかります。大学生でもなく、OLでもなく、就活生の典型的なスタイルをしています。さらに、それを一分も崩していません。本人も企業側もとりあえずそのスタイルに収まっていれば、可もなく不可もなく安全・安心といったところなのでしょう。
この就活スタイルは、まさに戦うためのいわば鎧のようなものですが、真夏の就活のスタイルについては、若干アレンジも必要なのかもしれません。さらに、それは就活生でなくとも、社会人のクールビズにも共通しています。
まずは、ひと言で言って「暑苦しい」のは、自他ともにやはり不快です。スーツは夏用のものを着用しましょう。裏地が少ない背抜き仕様で、シワになりにくく、家でジャブジャブ洗えます。UVカットや冷感加工がされたものもあります。
シャツやブラウスは、汗がスッと乾いてサラサラするものがおすすめです。カットソーやポロシャツはかなりカジュアルな印象になりますので就活には不向きです。脇汗が気になる人は脇汗パットが手軽で役立ちます。乾いた汗が、ブラックスーツに白く浮き上がってみえるのは、どうみてもカッコ悪い!また、上着は必要ないときには脱いで、訪問先の手前で着用するのがいいです。
見えない身だしなみと言われる臭いも要注意。体臭、口臭だけでなく、足の臭いも予防したいものです。一日中、外を歩くことが多い人や、雨などの湿気が多い日は、靴にデオドランド効果のある中敷き敷くといいでしょう。最近は、男性用日傘もよく見かけます。紺や黒などのベーシックなデザインで機能的なものを上手く利用して、さわやかな夏のスタイルを保ちたいものです。