F&Aレポート

病気見舞の“品”と“ことば”

病気見舞の”品”と”ことば”

 病気の人や、体調の悪い人へのお見舞いの場合、あからさまに「顔色が悪いわね」「つらそうね、苦しそうね」などと言うのは少々デリカシーに欠けます。そんなことは本人が一番よくわかっているのです。たとえそれが、本当のことであっても、あえて口にして伝えるべきことではないでしょう。
 むしろ、「思ったよりも、顔色がよくて安心しました」「もっと容態が悪いかと心配したけど、思ったほどでなくてよかった」などと、わずかでも本人が良い兆しを感じられるようなことばをかけた方が、思いやりがある表現になるのではないでしょうか。

 また、お見舞いの際に贈っていいものとそうでないものがあります。一般的に以下のものはタブーとされています。