F&Aレポート

私の幸せは、私が決める。~何があっても「自分をまるごと信じて」生きる

私の幸せは、私が決める。~何があっても「自分をまるごと信じて」生きる

世界一成功することが難しいと言われるニューヨークで、夢の実現に向け、強く美しく、男よりも男前に生きる日本の女性企業家であるエリカ氏。外資系企業でビジネスの土台を築き、2003年単身NYへ。2011年、NYで起業。「Erica in Style,Inc.」を設立。世界にただひとつの楽な履き心地の新機能レッグウエアを開発、日米で意匠権3つを獲得。構想、製造工場・素材探し、製造、流通まですべて自らで行い、グローバル展開を果たす。日本展開では、一人で高島屋の門を叩き、商談成立へ。高島屋のセレクトショップ「STYLE&EDIT」全国6店舗にて取り扱い中。■そんなエリカ氏の著書「ニューヨークの女性の『自分を信じて輝く』方法」には、夢が遠く感じる日も、つらく厳しいときも、「私なら絶対できる!」とエールを送り続けることの大切さと、そのノウハウが満載である。明日に向かって生きる人なら、女性だけでなく、男性も大いに刺激を受けそうな一冊をご紹介したい。(「ニューヨークの女性の『自分を信じて輝く』方法」エリカ著 大和書房

★すべての試練は幸せに続いている

(1)自分をまるごと信じて生きる
 自分を信じる。それを難しく感じていらっしゃいますか?

 自分を信じるのに大切なのは、自分と他人を比較しないこと。人との違いを恐れず自分の個性を大切に自分らしく生きること。どんな逆境の中でもあきらめずに努力すること。信念を持つこと。

 そして、成功や失敗、うれしいことや悲しいこと、誇れる気持ちや劣等感、自慢したくなることやコンプレックスなど、これまで起こったすべての経験を糧に人生を歩んでいくことが、自分を信じることにつながっていきます。

(2)自分に問いかけて、自分を諭(さと)す
 私が心から尊敬する、故ネルソン・マンデラ氏の言葉に、自分を信じる一歩を歩み出すヒントがあります。ノーベル平和賞を受賞したマンデラ氏は、アパルトヘイト(人種隔離政策)と戦い、27年もの獄中生活を経て人種間の融和に尽くしました。1994年の、マンデラ氏の南アフリカ共和国大統領就任演説の一節です。