F&Aレポート

挨拶 「さわやかで滑舌がいい」と感じさせる裏ワザテク 第一音節をしっかり発音する

挨拶 「さわやかで滑舌がいい」と感じさせる裏ワザテク 第一音節をしっかり発音する

 自分はちゃんと挨拶をしているつもりでも、相手の耳にはどのように聞こえているかはわかりません。「おはようございます」「ありがとうございます」などがきちんと言えていますか。「うはーっす」「あざーっす」のように聞こえる挨拶になっていませんか?
 このような挨拶は友達同士の間ならともかく、ビジネスの場やあらたまったシーンでこれをやってしまうととても違和感があります。ルーズな印象を与えてしまいかねません。これらの主な原因は、「口が開いていない」「舌の動きが悪い」などです。同時に表情も乏しくなっています。(一度、携帯電話の録音機能を使って録音して自分でチェックしてみることをおすすめします)
 しかし長年、このような挨拶が身についてしまっている人でも、瞬時に挨拶の声のイメージアップができる裏ワザがあります。
 それは「挨拶の第一音節をはっきり言うこと」です。「おはようございます」であれば、最初の音「お」をやや大きめの声で、はっきり発音します。「おはようございます」というようなイメージです。間違っても「おはようございます」ではありません。テクニックとしては、声を出す0.0何秒前に口の形を作って、そこに息を通すようなイメージです。第一音節が弱いと、どうしても全体的に弱々しく聞こえます。逆に、第一音節をはっきり発音すると、あとの音は自然に響きます。「言霊」を感じる挨拶になるのです。やり方がよくわからない人は、大袈裟なぐらい最初の一音を大きく声を出してみてください。「ありがとうございます」「お世話になります」などのことばも、電話での最初の挨拶も同じです。最初の一音をもっと意識して気持ちをこめてみましょう。