F&Aレポート

「交通事故に遭う人の靴は汚れている」 足もとを見直そう!靴を磨くことは心を整えること

「交通事故に遭う人の靴は汚れている」 足もとを見直そう!靴を磨くことは心を整えること

■「交通事故に遭う人の靴は、たいてい汚れている(くたびれている)」というのは、警察関係者から直接聞いた話。これは、靴を磨く余裕のない生活をしていることが、余裕のない運転につながり、交通事故に巻き込まれたり、事故を引き寄せたりするのだという話。”靴を磨く余裕のなさ”とは、時間的にも心理的にも余裕がないということを表している。■オシャレや身だしなみとしても「足もと」はとても重要。それは、日本だけでなく欧米でも同じである。また、それは単に外見を整えることに留まらず、細かなところに気配りができるかどうかという精神性にも通じている。■年末に向けて、何かと慌ただしくなる。そんなときこそ靴を磨き、心を整え、自分のリズムで淡々と乗り越えよう!

1、「靴」のことわざ、「靴」の見方。古今東西
(1)古来、日本でも靴は特別 ~「足もとを見る」の語源~
“かごかきは、旅人の足もとを見て、値段をふっかけていた”
 その昔、歩いて旅をする時代、かごかきは旅人の足もとを見て値段をふっかけていた。足袋が汚いと「この旅人はかなり疲れているな。少々高い値段をふっかけてもかごに乗ってくれるだろう。しめしめ…」と。そこから「足もとを見る」ということわざが生まれ、「弱みにつけ込まれる」という意味になっていた。ゆめゆめ、足もとを見られないように。「足もとを見られる」「足もとに火がつく」などのことわざもある。

(2)イタリア男子の習慣。靴を磨く。靴を磨いた方が良いワケとは
 ”その人が履いている靴は、その人の人格そのものである”
 以前、イタリア旅行をしたとき、ローマ、フィレンツェなど主要都市のどこのホテルに 泊まっても(小さな安宿でも)、靴クリームがアメニティの中にあるのを見て驚いた。
 聞けば、イタリア男子は日常的に靴を磨く習慣があるのだという。(恐らく女子も磨く)
 単にオシャレのためだけでなく、足もとまで細やかな気配りが出来ているかどうかが、人格を見極める判断材料になる。靴は一見、見えにくく、汚れていても気づきにくいもの。だからこそ、靴をきれいにできる人は、他のことも気配りができる紳士(淑女)なのだという考え方のようだ。

(3)ヨーロッパのレストラン
“ベテランサービスマンは靴の清潔さを必ず見ている””ロンドンの某高級ホテルで、ゲストの靴は厳しくチェックする”
 レストランには清潔な靴で。先方に「オシャレだ」(店のドレスコードにふさわしい)と認められた場合のみ、上座の席に案内される。”手入れが行き届いた靴を履くには手間が必要で、その手間を面倒がらずきちんとできる人かどうかを見ている”
 常に人から見られていることを足もとから意識できる人かどうかを、ホテルマンは見ている。彼らにとっては、手入れが行き届いている人=彼らのことも見ている人。ゆえに、自らの靴も厳しくチェック。気の抜けない接客になる。
“新品の革靴よりも、手入れの行き届いた小慣れた革靴がベター”
 靴は履いているうちに自分の足や生活スタイルに馴染んでくるもの。必ずしも新品がいいわけではない。ツヤやシワなどが自分の足に馴染んで来て、味わいが出てくる。パキパキの新品のブランド靴を履くのは、新入社員のようでオシャレ上級者ではない。

2、「靴」を磨くと集中する、心の整理ができる
 たとえば一週間に一度、週末に靴を磨く。靴磨きに厳密な決まりがあるわけではないが、以下のような手順だろう。
(1)雑巾などの柔らかい布でサッとほこりや汚れを落とす
(2)汚れ落としのクリームで汚れをとる
(3)保湿用のクリームや、つや出しクリームをすり込み、ツヤを出す
(1)から(3)に移ることもある。手をかければ応えてくれる。女性の肌の手入れと似ている。靴を磨くと集中してストレス解消になる。ピカピカになった靴を見るとワクワクする。ちなみに、皮靴のつや出しにはストッキングが有効。最近は100円ショップでも靴磨きグッズが手に入る。「妻が亭主の靴を磨けば、亭主は必ず妻のもとに戻ってくる」という話も聞いたことがある。足もとを見直してみようではないか!