F&Aレポート

プラス言葉で心も前向きに

プラス言葉で心も前向きに

 「今日は疲れた」と言うのと、「今日はよく働いた」と言うのでは、ずいぶん印象が違います。前者はネガティブで消極的、後者はポジティブで前向きなイメージを周囲に与えます。また、自分が発する言葉は自分自身の心にも思考にも影響を与えるので、常に前者のようなマイナスワードで話す人は、知らず知らずの間に消極的なものの捉え方になってしまっているかもしれません。

 言葉にはその人の思考パターンが表れます。特にビジネスの場では積極的で、前向きな姿勢が評価されるので、日頃の自分の言葉を見直してみたいものです。

 プラスの言葉、ポジティブな表現は自分の心も元気にし周囲も明るくします。マイナスワードをプラスイメージの言葉にかえてみましょう。プラスイメージの表現を心がければ、発想の転換にもなります。

<マイナスワード>     ⇔     <プラスワード>
「私にはできない」          「私にもできるかも」
「ダメに決まっている」        「うまくいくかもしれない」
「どうせ理解されない」         「理解されるにはどうしたらいいだろうか」
「また失敗した」           「失敗しないためにどうしようか」
「まったく成長していない」      「たくさんの伸びしろがある」
「あと1日しかない」         「あと1日ある」
「この企画はつまらない」       「修正すればよくなる」
「まだ半分も残っている」       「もう半分終わった」
「神経質な人」            「細かいところに気がつく人」
「誰にでもいい顔をする」       「協調性がある」
「仕事が遅い」            「丁寧に仕事をする」

プラスワードを使えば前向きになれる気がしませんか。