はじめに
少しだけ涼しくなってやっと普通の夏になってきました。気温が下がって身体もホッとしたのか、ここまでの殺人的な暑さで緊張していた夏の疲れがどっと出てきているような感じがします。ウェザーニュースによると、まだまだ厳しい暑さが続くそうで、最高気温30度超えの日が続きます。
今週の愛媛
愛媛新聞によると、県内のホテルや旅館に4月に宿泊した外国人は延べ9万人(前年同月比44.3%増)で、月間の過去最多を更新しました。5月は47.6%増の延べ7万4300人、伸び率が都道府県別で最高、宿泊者の国籍でみると韓国と台湾が大半を占めるそうです。
松山市内では、道後方面の宿泊客が多くて、事務所がある松山市駅周辺では外国人観光客の比率はそれほどではありませんが、それでも最近は少しずつ増えてきたなと言う感覚でした。インバウンドの広がりが地方のもやっと及んできたと言えるのかもしれません。この賑わいをどう活かすか?です。
今週考えたこと
千葉県で起きた水害(千葉豪雨)は、大変なことになりました。私も千葉県在住の友人、知人に連絡を取ってみました。自宅は無事だったけど、近所のショッピングセンターが水浸しになったり、電車が止まって家族が帰宅難民になったり、外出先の雨がすごくて引き返したとか、本当に大変な雨だったようです。
ここで思うことですが、家が建ち並んでいる都市部でさえも、そこは地球上です。私たちは自然の中に住んで生活しています。犯罪も怖いですが、自然災害に遭う可能性だって決して低くはありません。ずっと住んでいる地域でも異常気象の中でいつどうなるか分かりません。そのための意識を常に持っておくことが大切だということです。それは行政の防災に対する備えというだけでなく、自然の中で生きる勘のようなものです。いつもは小さな小川も濁流となって人や車を飲み込むことがあります。まず危険を察知する、その危険がどのようなものか判断する、そしてどう行動すべきかを考える、それを一瞬でやってしまう。要は逃げるということなのだと思いますが、その感覚を日常から身につけておくことが大事です。
難しいことではなく、雨が降っている高速道路を運転するときはスピードを落とすだけでも大切なことです。と書きながら、私もできるわけではありません。災害時でない時だって、やっちゃった!と言うことはありますから。でも、ここまで災害が続くとなると、意識は高めておきたいものです。
「景気は良いですか?」と聞かれた時、どう答えますか。私も仕事柄、「税理士さんとして景気は良いと思いますか?どんな仕事が景気よいですか?」と聞かれることがありますが、簡単に答えられるものではありません。あまりにミクロな世界で、お客さんの売上が伸びたり、利益が出ても、それが世の中の景気をどう結びついているかと答えるのは大変難しいところです。
先日、日本国内の4~6月のGDPが発表されました。物価上昇が続いているため、1年で置き直した年率換算の名目値は4.8%、物価上昇分の影響を除く実質GDPは0.3%と辛うじてのプラスとなりました。この日のニュースでは、街角インタビューで「あなたの景気は良いですか?」となるのですが、答えは簡単ではないですね。給料が上がりました=景気が良い、が、社会保険料が上がったので手取りが減ってランチの水準を切り下げました=景気が悪い、となります。昔からそんなニュースが多いのですが、もうちょっと工夫してほしいなと思います。
それはさておき、詳細についてはすでに報道されているところですが、個人消費や住宅投資、企業の設備投資が低調です。消費税減税はどうもやっちゃうようですが、GDPにどう反映されるのでしょうか。
今週のAI
AIを使って調べ物をしたり、考えをまとめたり、資料を作成するということが当たり前になってきました。Instagramなどの画像を見ていても、AIで作ったものが増えてきたように感じます。ここまでAIが普通に使われるようになってしまうと、AIによるものであるかどうかを判別しておいた方が良いことがあるでしょう。この記事によると、AIを使ってその文章などがAIによるものかどうかを判別する技術を使うようにするとのことです。
例えば、大学のレポートや試験などをAIに任せ、それをコピペするのはまずいでしょう。しかし、AIとChatする形で、資料の整理などにAIを使い、人間の頭で再度考えて作った文章が、この技術ではどのように判断されるかが問題となります。また、結論部分の重要なところは人間自身が考えているが、そこに至る理論構成部分にAIが使われていればどのように判断されるのか。考えるとキリがありません。これもAIが普及する過程の問題と捉えるべきなのでしょうか。1年前はこんなことも考えてたんだよ、と思うのかもしれませんね。
おわりに
税理士の仕事は、お客様や税務当局等の情報のやり取りが中心です。手段としては、税務署は電話が大半ですが、お客様はメール、LINE等のチャットを使う比率が高くなっています。資料については、PDFベースのものをクラウドで共有するため、紙でのやり取りは激減しています。しかし、ニュアンスを伝えるために口頭でのやり取りは欠かせません。
先日、PlaudというICレコーダーを買いました。スマートフォンでも録音機能はありますが、スマートフォンは録音以外にも様々な機能があり、会話中にその機能を使用する場合があります。クレジットカードサイズで小さいですし、金額も3万円弱なので買ってみました。録音する時間は月300分=5時間までは無料で、長くなると別途サブスクでの契約が必要となります。買って良かったなと思うところは、手でメモを取る負担が少なくなるということです。ただ記録するだけでなく、会議の要点、論点整理のようなところまでやってくれます。また、実際に使ってはいませんが、英語の会話も日本語で翻訳して記録されるようです。
夏休みで自分の机にいる時間が比較的長く、マーケットを中心にいろんなニュースを見ています。毎日揺れ動く世界を感じます。まだまだ暑い夏ですが、ほどよく力を抜いて、元気に頑張りましょう!
この記事では一般的な経済市場動向についての情報提供を行っているもので、特定の投資を推奨又は勧誘するものではありません。
