F&Aレポート

冬至は、ケンカも大掃除もNG!

 2025年の冬至は、12月22日です。冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い日。冬の始まりの日と言われています。

 古来より、日本各地に冬至の風習があります。たとえば、ゆず湯に入る。かぼちゃを食べるなどです。いずれも、体を温めて邪気を払い、寒い季節を健康に過ごすための知恵から生まれたものです。

 では、反対に冬至の日に「やってはいけないこと」があるのは、ご存知ですか?

  • 「夜更かし」:心身を休め英気を養う日
  • 「体を冷やす」:日が短く冷えやすい、体調を崩す
  • 「ケンカ、人の悪口を言う」:ネガティブな行動は避ける
  • 「大掃除」:良い運気を掃き出してしまう
  • 「新しいことを始める」:実行には向かない日

 東洋思想では、冬至の日は「陰」のエネルギーが集まる日とされるため、体を温めて心静かに過ごすことが、運気向上の秘訣なのだそうです。

 冬至の翌日から、少しずつ昼の時間が長くなります。冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」といい、運気が上昇に転じる日でもあります。そのため、ネガティブな言葉を口にしたり、ケンカをしたりすると、これから上昇するはずの運気を逃してしまうことになると考えられています。

 また、この日に大掃除をすることで、せっかく舞い込んできた良い機運を掃き出してしまうことにもなると言われています。新しいことを始めるにしても、この日はそもそもアクティブに動くことには向かない日なのです。来年の計画を立てながら、心身ともに穏やかに過ごすことで運気が高まる冬至のご案内でした。