4月になりました。陽射しは力強くなってきましたが、今年は3月後半も気温の低い日があり、寒の戻りとなりました。気象庁では、この「寒の戻り」を3〜4月に再び寒くなることと説明しています。気象学的には、日本海にある高気圧が大陸からの冷たい空気を日本列島に運ぶことにより発生するそうです。理屈はともかく、桜も咲いて、良い季節になってきました。
さて、確定申告もおかげさまで無事に終了しました。電子申告を利用して申告し、還付申告となった場合、入金処理は3週間以内で行うこととなっています。3月初旬にデータ送信した場合であれば、4月初めには、ほぼ還付金が入金されています。紙で申告していた頃は、「GW明けには入金されます」とお伝えしていましたが、これはIT化の良い側面ですね。
なお、還付金の通知は、ハガキで届きます。電話での通知はありません。もしそのような電話があったとすれば、ほぼ100%詐欺ですので、仮に信頼できそうな対応だったとしても、いったん電話を切って、最寄りの税務署にかけ直すか、私どもの事務所に電話して下さい。最近のスマートフォンは、信頼できない番号を自動表示またはブロックするようにしています。できるだけ新しいスマートフォンを使用することは重要な防衛策の一つです。
メールの場合、e-Tax経由でメッセージが届きます。しかし、私どもの事務所では、お客様のメールアドレスを登録することはほとんどありません。そのメールの内容も「ご提出された還付申告の処理状況について、ご連絡します。」といったもので、具体的な金額の提示やどこかに連絡するといった行動を促す趣旨の記載はありません。
ただ、最近の不正メールは巧妙になってきているので、この点を少し詳しく説明します。①もし税金関係のメールが来たときは、まずメールアドレスを確認してください。国税庁からのメール後半は「nta.go.jp」となります。私の経験では、「jp」が「cn」になっていました。②どこかURLにリンクが貼られていれば、そこは絶対クリックしないようにして下さい。もし見たい場合は、Googleなどで登録したHPに入って下さい。③メールに個人名ではなく「お客様へ」と書かれているような場合も詐欺の可能性が高いです。④そのようなメールを振り分けるフィルター機能を使用することも大切です(それでも時々紛れてきます)。
「そんなことならメールは要らない」という人もいますが、eLTAXのダイレクト納付のように、メールがないとサービスを受けられないケースが増えています。メールは携帯電話の番号と同じく必要不可欠なものです。メールを使わないのではなく、正しく使うこと。絶対安心はありませんが、セキュリティに対する意識を少しだけ高めてみましょう。