皆さん こんにちは
昨日3月3日は強風と叩きつける雨で目が覚めました。
この後気温は下がってきましたが、少し前の真冬の空気とはちょっと違います。
これでまた一歩春が近づくような気がします。
確定申告は時間との勝負です。
いつもより、時間を見ることが大切になってきます。
昨日、私のデスクにある時計の電池が切れてしまいました。
忙しいので申告が終わってからにしようと思ったのですが、この時期、どうしても時計を見ることが多いので、気分転換も兼ねて近所の時計修理の店に行ってきました。
もっとも時を刻むことの大切さは確定申告時期だけに限りませんけど。
さて、自動車についての話題を最近多く見かけます。
自動車大国のドイツでも、メルセデスベンツやポルシェといった企業で大規模なリストラが行われています。
その背景を示すようなちょっと興味深い記事が日経新聞に出ていました。
カローラ価格指数というものです。
カローラが売り出されたのは、1966年昭和41年。
当時の平均年収は54万8500円だったのに対して、カローラの価格は49万5000円。
カローラ指数は49/54=0.90となります。
0.9年分の給料で買うこの当時のカローラは、一般庶民にはまだ高嶺の花でした。
その後1982年バブル一歩手前では、年収319万円に対して車両価格は85万円。
85/319=0.27と下がります。
カローラとして4代目となる車の価格は上がっているのですが、それ以上に年収が上がってきます。
日本にとって良い時代と言えるかもしれません。
そして2019年。
年収436万円に対して、価格は240万円。
240/436=0.55。
再び指数が上がります。
この要因は年収と車両価格の両方にあります。
バブル崩壊からのデフレ経済のもと、賃金は上がりませんでした。
車両はハイブリッドや安全機能の充実により価格が上昇しました。
年収以上に車両の機能追加のためのコストが上昇したと言えるでしょう。
今注目の自動車技術に目を向けると、EVやハイブリッドに代表される駆動部分や安全性能、そして自動運転があり、そこにはAIなどソフトウエアの存在が非常に重要になってきています。
人がハンドルを握り、ギアチェンジするという従来の車の発想とまったく違うものがあります。
さらには空飛ぶクルマも現実的になってきています。
愛知県豊田市のスカイドライブは、空飛ぶクルマの型式証明を取得する方向で作業が進んでいるとの報道がありました。
ニューヨークでは車の渋滞がひどくて、ヘリコプターで移動することが普通のようですが、これも空飛ぶクルマへの期待が高まっていると言えます。
私が幼稚園に行っていた頃、大人になるとエアカー(空飛ぶクルマ)は普通になるだろうと信じていました。
ドラゴンボールにも半重力装置による浮遊とジェットによる推進を組み合わせた空飛ぶ車「エアカー」が出てきます。
以前のメールにも書いたように、これらの新しい技術については、中国の進歩も無視できないようです。
新しい技術には優秀な人材と豊富な資金が必要です。
ホンダと日産の提携とその解消に到る背景にも、この問題があります。
子どもの頃の楽しい夢だった空飛ぶクルマも、まずはお金、ということですね。
令和7年度の税制改正法案が予算法案と一緒に衆院を通過する見込みです。
当初は自公の与党と野党である国民民主党が協議していたところ、国民民主が当初の主張を変えず、維新が高校授業料の無償化等を拡充することを前提に賛成に回るというよく分からない方向転換となりました。
これぞ政治なのでしょうけど、よく分かりません。
昨夜はトランプ関税による米国の株価が大きく下落しました。
東京でも朝から値を下げています。
また、為替もドル安円高に振れています。
米国の新政権樹立からいろいろな動きがあり、その余波があちらこちらに出てきます。
今後の大きな変動には注意が必要です。