皆さん こんにちは
3月並みの春を思われる天気が続いた先週から一転、今週は冬に逆戻りです。
歯を食いしばるような冬の寒さはイヤですが、暖かすぎるのも気持ち悪いですね。
2000年代も1/4が経過し、その2025年ももう1ヵ月が終わろうとしています。
トランプ政権の米国と世界がどうなるか、連日報道されていますが、その政権もあっという間に変わっていくのだと思います。
今週はローカルな話題から。
松山市の南隣にある愛媛県砥部町の町長選挙の投開票が1月26日に行われ、新人で元南海放送アナウンサーの古谷崇洋氏(31歳)が、前副町長の岡田洋志氏(62歳)を破って初当選を果たしました。
田舎(失礼)の選挙にもかかわらず、InstagramやXといったSNSを駆使し、選挙民の関心は高かったようです。
私も、選挙が始まったときから、年齢と経歴がまったく違う二人が、SNSなども多用してどんな選挙になるのか興味がありました。
結果については、愛媛県の方はご存じのように、64%の得票率で古谷氏が当選。
愛媛新聞の報道によると、町民インタビューなどから、町長候補としてはとても自然で安定的な岡田氏ではなく、何かやってくれそうな古谷氏が選ばれたということのようです。
「何かを変えてくれそう」というイメージで投票が行われることは政治の世界ではよくあります。
砥部町は松山市のベッドタウンとして成長してきましたが、高齢化率は34.1%と全国平均29.1%と比べて高く(松山市は29.2%)、急速な人口減への対応が強く求められています。
町民の間でもこの意識が選択のポイントになったということでしょう。
新しい町長は、町民が良かったと感じられる「変化」を作らなければいけないわけで責任重大です。
良い意味でしがらみにとらわれず、新鮮な発想で町政に取り組むことができるのか。
砥部町は日本の典型的な過疎で悩む町ですから、今後の展開を見守っていきたいと思います。
もう一つ注目したのは、新町長のキャリアが、地元放送局のアナウンサー出身だということ。
奇しくもフジテレビの性的スキャンダル問題があり、昨日は長時間に及ぶ異例の記者会見がありました。
また、TBSラジオでは元アナウンサーでタレントの生島ヒロシの緊急降板が発表されました。
どちらもハラスメントに対する意識、企業風土が問題となっています。
実は、私はミーハーな大学生だったので、卒業後の就職希望先の一つがテレビ局でした。
しかし、父の猛反対に遭って諦め、大企業への就職も見送って税理士になりました。
その後、いろいろなことがあって私のマスコミに対してはあまり良い印象を持てませんでした。
その理由の一つは、特権意識です。
テレビに出ることがすごい!と言われていた時代の意識を引きずっている人たち。
もちろん、すべての人がそうではないと思いますが、今回のスキャンダルは、その様な意識が背景にあることは間違いないでしょう。
このようなスキャンダルが起きた後でよく言われるのは、ハラスメントと言われるから厳しく指導なんてできない、どうすればよいのか分からないということです。
これについて、ChatGPTとやり取りしました。
ChatGPTから、この違いはこんなものではないかと返ってきました。
例えて言うなら:
• ハラスメントは「相手にただ石を投げつける行為」。
• 厳しく接するのは「相手が困難を越えられるよう、鍛えるために一緒に努力する行為」。
厳しさにも愛情や尊敬が含まれているかどうかが、受け手にも伝わるはずです!
厳しく接しても、こちらの思いが相手に伝わらないことがあり、ハラスメントと取られてしまうことがあります。
そのような誤解を招かないためには、丁寧に説明する、相手の様子を見つめることが大切ですね。
自分の感情に任せて行動したり、言葉を発するのはやめた方が良いと言うことです。
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