人気の睡眠アプリ「ポケモン スリープ」って、ご存知ですか。
「ポケモン スリープ」を起動させたスマホを枕元に置いて寝ることで、睡眠の質や時間などのデータが計測・記録されます。さらに、その睡眠でポケモン「カビゴン」を育てるというゲームです。「カビゴン」はカビが生えたものでも食べてしまうという大食漢で、よく居眠りをしている癒し系キャラです。良質な睡眠はカビゴンを大きく育ててくれます。
このアプリを使うと「朝起きるのが楽しみになる」だけでなく、「自分の睡眠をあらためて見直すことができる」と、言われています。ちなみに無料アプリです。
さて、その「睡眠」ですが、「睡眠外来」というクリニックもある通り、睡眠障害で悩んでいる人は意外に多いようです。
睡眠障害とは、「寝つきが悪い」(入眠障害)、「夜中になんども目が覚める」(中途覚醒)、「早く目覚めてしまう」(早朝覚醒)、「熟睡感がない」(熟眠障害)などが代表的な症状です。また、睡眠時に10秒以上呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」によっても、良質な睡眠は妨げられます。「睡眠時無呼吸症候群」と「睡眠障害」のいくつかの症状が合わさって、「不眠症」とよばれるケースもあります。
先日私の講座で、ある女性が「睡眠障害」のスピーチをすると、「実は私も…」「私も」と、教室の半数ぐらいの人がなんらかの睡眠問題を抱えていました。
これらの原因は、加齢に伴うストレス等で自律神経が乱れていることが指摘されますが、年齢に関係ないともいわれます。特に、夏の疲れが出る「秋バテ」シーズン。「秋バテ」は若い人に多く見られるそうです。酷暑の上に、コロナが一段落して、出かけることや人が集まることが増えました。今宵は中秋の名月。月のエネルギーをいただきながら、良質な睡眠に身も心も委ねてみたいものです。