はなむけの挨拶は2分で具体的なエピソードを
新年を迎え1ヶ月が過ぎたばかりですが、早くも年度末に向けてソワソワしている人もいるようです。これから3月末までは、人の異動などで慌ただしくなる職場もあるかもしれません。文字通り「春は出会いと別れの季節」なのだと感じさせられます。
さて、そんな中「職場で見送る側になったときの挨拶を知りたい」という要望がありました。その方は毎年、この時期になるとこの手の挨拶をしなくてはならず憂鬱になるのだそうです。通り一遍ではあっさりし過ぎている。とはいえ、何を言えばいいのか…。ということでした。以下の要領でだいたい2分程度にまとめましょう。
1 感謝
山田さん、長年この職場でご尽力いただきありがとうございました。
山田さん、○年間大変お世話になりました。
2 エピソード
山田さんは仕事が早く、とても親切で、私たちは何回もピンチを救ってもらいました。
<具体的なポイントを1つ>去年の××プロジェクトの時は、誰よりも早く出社されて前日の作業のチェックをしてくださいました。ご自身の仕事だけでも忙しいのに淡々と仕事をされていて、本当にすごいと思いました。あのときの山田さんの仕事に対する姿勢は、一同、大変勉強になりました。
*具体的なポイントがないと抽象的なメッセージになりやすい!
3 応援・感謝
そんな山田さんなので、新しい環境でもきっと、周囲の人から頼りにされてリダーシップを発揮されるのだろうと思っています。どうかお元気でご活躍ください。私たちは山田さんから教わったことを活かして、みんなでまた頑張っていきます。またどこかでお会いすることがあれば、どうかお声をかけてください。本当にありがとうございました。