実践 投資になる食事1 仕事の質は毎日の食事で決まる
「病気にならない方が安くすむ」と、経営者は自分自身の健康状態が会社経営に影響を与えることをよく理解しています。病気の心配をする前に、そうならないように避けるための手段をとることが賢明な生き方といえるでしょう。
江戸時代の観相学の大家、水野南北は『食は運命を左右する』という著書を残しています。その中で「美食飽食に溺れると、人相の良い人でも運気が下がり、粗食節食に徹すると人相の悪い人でも運気が上がる」ということを述べています。人間の運命が食の内容によって左右される、ということを見抜いていた観察力には頭が下がるばかりです。
ビジネスの世界で「肥満の人は自己管理ができてない」と言われるようになって30年以上過ぎています。いつの時代も、仕事ができる人、できない人は、まずその食生活習慣によって決まってしまうのかもしれません。今回は実践編として投資になる食事をご紹介します。(「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」医学博士 満尾正著)
■毎日納豆1パック