「Z世代」を知る2 ~いかに向き合い指導し、協働するか
「Z世代」を知る前に、そもそも「世代」ってなに?という素朴な疑問から調べてみると、「『世代』とは、歴史社会的に同じような体験をし、同じような価値意識を持ち、同じような行動をとる社会集団である」。さらに「社会人デビュー前後の数年間は就業意識や、仕事に臨むスタンスの原型をつくる時期であり、その時代の経済環境や企業の勢い、労働需給関係に影響を受けやすい。働く目的、会社への忠誠心、オンとオフの切り替え方などを理解することで世代の輪郭が見えてくる」とありました。
1990年後半から2012年に生まれた「Z世代(今の年齢で9?21歳ぐらい)」は、デジタルネイティブで、SNSネイティブ、スマホネイティブ。組織の中でどう向き合い指導していくのか。彼らの成長と企業の成長をリンクさせることがリーダーの重要な役目のひとつであり、リーダーの存在価値だという専門家もいます。(参考資料 VWSBLOG 働き方を考える)
1、デジタルツールを積極的に活用
Z世代は、デジタルツールの利用に長けています。そのため、デジタルツールを活用する場面では、Z世代のスキルを積極的に活用しましょう。ただし、社会人としての経験が浅い社員に対しては、以下のようなリテラシーや企業モラルに関する指導、チェックが必要です。