品格チェック~財布のメンテナンス
前回の「品格チェックリスト」に『バッグの中身を週に一度整理する』という項目がありましたが、バッグ中身と一緒に整理したいのが『財布の中身』です。
以前、私の娘がスーパーのレジでアルバイトをしていた頃、チクリと言ったことがあります。「レジでアルバイトをするようになって、お客さんの財布をよく見るようになった。くたびれた財布は本当に残念。レシートとかカードで、パンパンになっている財布も格好悪い。あれはお金の神様も逃げていくんじゃない?」と。
レジだけじゃなく、日常のあらゆるシーンで「見られている」財布。もしかしたら、持ち物の中でもっとも生活感が溢れているのが財布かもしれません。財布は経済生活を支えてくれる一番身近な小物ですから。
品格本には「お買い物時の持ち物にも気を配りたいもの。あまりくたびれたお財布を持っていては、品の良さは感じられません。また、小銭やカード、レシートなどで膨れ上がったお財布も同様です。整理整頓されていないお財布を探る様子のみっともない。せめて週に一度は見られても恥ずかしくないようお財布のお手入れをしましょう」と、あります。
聞くところによると、「お金は居心地の悪い財布からは逃げていく」のだとか。すっきり整った財布に、お札の向きを揃えて入れる。カードは必要なものだけを選んで入れる。レシートやポイント券などは、こまめに処理する。わかっちゃいるけど……という方は、いっそのこと新年を迎えるにあたり、財布を新調するというのも一手です。
昔から『春財布は縁起がいい』といいます。季節も財布も共に暖かくなってくるということでしょう。風水などでは、「大吉」「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」などに財布を使い始めると良いといわれています。
コロナ禍でステイホーム時間が増えた分、身の回りの小物を見直し整理してみると、心が整うだけでなく、品格アップ!金運アップ!の新年が迎えられるかもしれません。
夢のある佳い年を迎えたいものです。今年一年ありがとうございます。