「新しい生活様式」#コロナで変わるビジネスマナー
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、政府の専門家会議は「新しい生活様式」を提示しました。これは私たちの暮らしだけでなく、これまで常識と考えられていたビジネスマナーにおいても、さまざまな変化をもたらすことになりそうです。
1、上座ではなく下座に座っていただくことも
これまで会議や商談では、お客様や上位者は上座に座っていただくのが基本でしたが、今後はあえて下座やドア付近をご案内することもありそうです。換気をよくするため、窓やドアを開け放したままでミーティングを行うこともあるでしょう。また、対面を避けた位置をご案内することも考えられます。
その際に注意したいのは、ひとこと声をかけることです。「三密を避けて、こちらにおかけいただいてよろしいでしょうか」「定期的に換気を行いますのでどうかご了承ください」などです。
2、名刺交換はオンライン上で
ビジネスには欠かせない名刺交換ですが、これからはオンライン上でやりとりをしたり、あえてお盆などに利用して、直接触れ合わないように行うことも考えられます。
いずれにしても、相手の会社名、お名前、肩書きなどはしっかり確認し間違えないようにすることは重要ですし、オンライン上であっても名刺を大事に扱うことが、相手への敬意につながることは変わりません。
ビジネスマナーはこれまで以上に臨機応変が求められます。それぞれのマナーや行為の目的と意味をしっかり見据えた上で、工夫しながら対応していきましょう。