F&Aレポート

「パートタイム上機嫌療法」で明るい表情を「私は上機嫌!」

「パートタイム上機嫌療法」で明るい表情を「私は上機嫌!」

 新年を迎えて、気持ちもあらたに何かに挑戦しようと思っている人も少なくないと思います。特に今年は午年。午年に華やかに翔る馬をイメージする人も多く、華やかな一年が連想されます。この新鮮な気持ちを一年間、継続したいものです。
 そこで、明るく希望に満ちた1年を引き寄せるなら、「パートタイム上機嫌療法」をおすすめします。
 もともと「上機嫌療法」とは、いやなことがあったときにも不機嫌にならず、常に楽しい気分でいられるよう努力することです。落ち込んだときも気持ちを取り直し、自分は上機嫌だと考えて行動するように努めることです。これはフランスの哲学者 アランが提唱したものです。自分の感情がコントロールできるようなになります。
 しかし、そうは言ってもなかなか実行できることではありません。嫌な事があっても常に笑顔でいるなんて至難のワザです。
 でも、パートタイム(時間を区切って)ならできるかもしれません。「これから私は1時間だけ上機嫌」「30分間は上機嫌でいる」と、決め実行するのです。結果、10分しか続かなかったとしても、10分は自分の感情をコントロールできたことになるのです。
それを積み重ねていけば、いつか本当の「上機嫌」が身につくのではないでしょうか。
 人間誰でも、心にわだかまりがあると、暗い表情になりがちです。その表情は見る人をも不快な感情に陥らせてしまいます。一緒にいて暗いオーラの漂う人には、人も幸運も逃げていくでしょう。今年は「パートタイム上機嫌療法」で楽しい気分を自分から拡げていきませんか?