F&Aレポート

「お気に入りのお店」があるのは大人の証

特集 「お気に入りのお店」があるのは大人の証

1.「お気に入りのお店」とは、長く気持ちよくおつきあいできる店
 レストランやカフェ、または美容院やエステサロンなど、自分にとって居心地のいいお店があったら、長く付き合っていきたいものです。それはお店とはいえ、最終的には人と人の相性のようなものです。
 いくらマスコミで騒がれているような人気のお店であっても、自分にとって相性のいいお店でなければ「また、あのお店に行きたい」とは思わないでしょう。
 また、今はクーポン券などを使って、比較的安くサービスを受けられるお店もたくさんありますが、それも「相性のいい店」でなければ、クーポンを使って一回は利用してもそれっきりになってしまうのではないでしょうか。
 「お気に入りのお店」を持つということは、ある意味で大人の証ともいえます。本当の意味での「お気に入りのお店」は長く気持ちよく利用することができて、はじめて「お気に入りのお店」と言えるのです。

2.サービスを受ける側のマナー
 長く気持ちよくお店とおつきあいするには、サービスを受ける側のマナーも問われます。約束の時間に遅れない、支払いがルーズにならない、少し無理なお願いをするときには、きちんと事情を説明するなど。
 お客だからわがままをきいてくれて当然。予約の時間に遅れてもお金を払っているんだからいいでしょう。というような態度では、それなりのサービスで対応されても仕方ありません。それなりのサービスしか受けられない客になってしまうのです。そうすると、多分、自分にとっても「居心地のいい店」「お気に入りの店」になるはずもありません。
 「大事なお客」として扱われたいと思うなら、お客としての最低限のマナーを守るべきです。そうすれば、いつでも自由に、そして時々ちょっと無理なお願いも聴いてもらえる、自分にとっての「居心地のいい店」「お気に入りの店」になるはずです。あなたは「お気に入りの店」が何軒ありますか?