家庭=「ファーストプレイス」、職場=「セカンドプレイス」に対して、心からリラックスでき、自分らしくいられる「第三の居場所」のことを「サードプレイス」と言います。
もともと、社会学者のレイ・オルデンバーグが提唱した概念ですが、人生100年時代を自分らしく納得できる人生を送るために、今注目されているキーワードです。
充実した「サードプレイス」を持つことで、ファーストプレイスにもセカンドプレイスにも良い影響を与え、ますますパフォーマンスが上がり、幸せなキャリアにつながると言われています。
サードプレイスの特徴
単なる場所ではなく、「関係性」や「空気感」も含まれます。利害関係が薄く(役職や肩書きを脱げる)、自由に出入りでき、心理的に安心できる場所であること。また、会話や交流が自然に生まれ、「素の自分」でいられることが特徴です。
具体的には、行きつけのカフェ、趣味のサークル(ゴルフやカラオケ)、地域のコミュニティ、習い事の教室、図書館や公園といった場所で、「人と関わる場所」だけでなく、「自分を取り戻す場所」もサードプレイスになります。
人生後半(ミドル・シニア)における意味
現代は、二つの圧力が強く働いています。
- 職場 → 成果、評価
- 家庭 → 役割、責任
その間にあるサードプレイスは、心の回復、視野の拡張(違う価値観との出会い)、孤立の防止といった役割を持ちます。子育てや仕事の役割が変わる、人間関係が固定化しやすいといった、人生の転機や役割変化を迎える時期には特に重要です。
「役割ではなく『人』としてつながる場所」「評価されない関係」が、人生の質を大きく左右します。あなたの「サードプレイス」はどこですか?
