F&Aレポート

「七つの難を避け、七つの幸運を授かる」七福神参り

 先日、仲間とともに七福神参りをしました。市内中心部からほど近い神社仏閣に、点々と七福神が祀られています。さらりと回って2〜3時間程度ですが、一万歩以上歩きました。しっかり見て回ると倍以上の時間がかかるでしょう。

 一同、お寺や神社にお参りを済ませたあとで「マイご朱印帳」を手に、各所の御朱印を集めるのは、スタンプラリーのようにワクワクしました。

 七福神参りは「七難即滅、七福即応」と言い、「七つの難を避け、七つの幸運を授かる」というご利益があるそうです。宝船に乗った七福神をイメージする人も多いと思いますが、あらためて七福神の神様、一柱(神様の助数詞は『柱』)ごとに対面することで、その由来や特徴、パワーを知ることができました。

 江戸時代から続く七福神参り。凛とした空気が漂う境内に足を踏み入れると、季節の木々や花々が迎えてくれます。非日常の中で、しばし喧騒を忘れることで、心がすっきりします。これこそが次なるパワーの源なのかもしれません。

七福神特徴後利益
恵比寿天七福神の中で唯一の日本の神様。 釣竿を持ち、鯛を抱えている。商売繁盛等
大黒天米俵に乗って、右手に小槌、左手に白い福袋を背負うように持っている。財運福徳、豊作、五穀豊穣等
毘沙門天唯一、鎧をつけた武将のような身なり。戦国武将である上杉謙信が厚く信仰していたことは有名。厄除け、金運、商売繁盛等
弁財天七福神で唯一の女神。琵琶を抱え、白蛇と鳥居を頭に乗せている。芸能、学問成就、財運等
福禄寿長い頭で白い髭を生やしている。杖をつき鶴や亀が共に描かれていることが多い、子孫繁栄、財運招福、健康長寿
寿老人長い頭で白い髭。手には桃、付近に鹿が描かれていることが多い。福禄寿と双子であるという説もあり。長寿延命等
布袋七福神の中で唯一実在した人物といわれる。笑顔に丸いお腹、堪忍袋を背負っている。笑門来福、夫婦円満等