F&Aレポート

「名刺入れ」は記憶に残らない方が正解?

「名刺入れ」は記憶に残らない方が正解?

 最近はメールで送るというエコ(紙を使わない)なデジタル版の名刺もありますが、やはり、まだまだ紙媒体の名刺を直接やり取りするのが主流です。そこで気になるのは「名刺入れ」。名刺交換の際に、嫌でも目につくのが相手の「名刺入れ」。おかしなもので、スタンダードなものであれば特に記憶に残りませんが、突飛なもの、奇異なもの、洒脱すぎるものは悪い意味で印象に残ります。「名刺入れ」そのものよりも、そんな「名刺入れ」を使っているご本人のビジネスセンスを疑いたくなるのです。

 まして、名刺が「名刺入れ」から出てくるのではなく、財布や手帳、ポケット等から出てくると「?」と思います。また、名刺が入っていた箱からそのまま取り出されたりすると、よほど名刺を使わない人か、不精な人かと勘ぐってしまいます。

 <名刺は必ず名刺入れから出し、名刺入れに納める>のがマナー。初対面の印象を左右する名刺交換での名脇役でもある「名刺入れ」は、機能性重視で選びたいですね。条件を挙げるとしたら次の通り。