F&Aレポート

ワンポイント 花を贈るときのマナー

ワンポイント 花を贈るときのマナー

 女性であれば花をもらうのは嬉しいもの…と、思っていたら大間違いです。ある調べによると、女性がもらって嬉しいものの2位が「花」であると同時に、もらって迷惑だったものの3位が「花」という結果でした。「花を贈る」ことは意外に難しいことなのです。同じ相手に贈るにしても「時と場合」によって異なる場合もあります。花を贈るときの注意点をまとめてみたいと思います。

1.オフィスに花を送る
 先方の事情がよくわからない場合はアレンジメントが無難です。花束だと、水切りをして花瓶に生けなければなりません。花ばさみや花瓶も必要ですし、何よりも花を生けることのできる「誰か」が必要です。また、毎日水を換えるという手間もかかります。
 届ける日程も週末にならないよう考慮しなければなりません。せっかく美しい花を届けても、休暇になれば休暇の間に枯れてしまうことも考えられます。
 送る花は、相手の好みに合わせるというのもいいのですが、エアコンに強いもの、花びらがパラパラと落ちにくいものなどがベター。鉢植えの観葉植物だと長持ちします。蘭も長く楽しめますが、花が散ったあとの処理が面倒だという人もいます。

2.お祝いや記念日で花束を手渡す
 お祝いの席で花を渡すのは、文字通り会場も華やかになっていいのですが、受け取る人の事情も考慮しましょう。長い時間をかけて公共交通機関で帰る人には、大きな花束を持ち帰るのは困難です。また花束もダメージを受けます(人間の体温は花にとっては暑すぎる状態です)。アレンジメントにして取手のついた袋で持って帰ってもらうのが無難でしょう。美しい花も扱い次第では、その日のうちにゴミ箱にいくことも珍しくありません。花は生きています。長く楽しんでもらえるようにしたいですね。

タイトルとURLをコピーしました