6月30日は、一年の折り返し地点です。半年間の穢れ(けがれ)や災厄を祓い、残り半年の無病息災を願う『夏越しの祓え』(なごしのはらえ)という行事が行われる神社もあります。昔の日本では、6月と12月の年2回、人々の罪や穢れを祓う『大祓』の儀式が行われていました。
6月の大祓が『夏越しの祓え』、12月の大祓が『年越しの祓』と呼ばれています。昔は、これから迎える暑い夏を無事に乗り切ることが大きな願いでした。今も昔も「神社」はパワースポット。穢れを祓い、エネルギーを充電する場所です。
一方で、現代ではパワースポットも、さまざまではないでしょうか。パワースポットとは本来「力をもらえる場所」です。歴史や信仰による特別な場所でなくとも、自分の「心が整う場所」は、案外身近なところにもあるのではないでしょうか。
- 海が見えるお気に入りの場所
- 小さい頃に遊んだ公園
- 大切な人との思い出があるカフェ
- 自宅の庭やベランダ
- 先祖が眠る暮石の前 など
「気持ちが落ち着く場所」「自分らしくいられる場所」「思わず深呼吸したくなる場所」というのは、「マイ・パワースポット」と言えるのではないでしょうか。
心理学では、安心感や自己回復を促す「お気に入りの場所(Favorite Place)」が、ストレス軽減や心の安定に役立つことが知られています。神社仏閣という祈りや文化の地も良いのですが、自分だけのパワースポットを持つことも価値があることではないでしょうか。「半年を振り返り、心を整え、また歩き出す場所」を一つ持っておくと、人生の節目ごとに自分をリセットする習慣にもなりそうです。あなたのパワースポットはどこですか?
