【季節の話題】
1月12日は成人の日でした。松山市内ではメチャクチャ寒い11日の日曜日に成人式の式典が市内あちこちで行われました。コロナの頃は全面自粛もありましたが、すっかり元に戻った感じがします。成人式の風景と言えば、やはり女性の振り袖姿です。知り合いの美容室のInstagramを見ていると想像以上にすごい!何がすごいかと言えば、着付けやヘアスタイル、髪飾りがとってもカラフルで個性豊かです。メイクも含めて、いろいろなところに自己主張があります。若いって良いな〜と思っちゃいます。
【今週考えたこと】
衆議院のウェブサイトによると、「国会の権能」は下記のようなものとされています。衆議院及び参議院は、両議院一致の議決により共同して国会の権限を行使する。
- 法律の制定
- 予算その他国の財政に関する議決
- 条約の締結について承認の議決
- 内閣総理大臣の指名
しかし、日本の衆議院にはこの他に、「選挙をすること」という仕事があるようです。
高市首相が1月23日の通常国会解散に合わせて衆議院の解散を考えているとの報道がだんだん具体的になってきました。政治のことはよく分かりませんが、それ以上に、現状を見る限り、高市政権をどう評価してよいのかわかりません。初の女性首相、クレバー、一生懸命仕事してるというところまでは分かります。しかし、評価できる実績はあまりない。ちょっと意地悪な表現ですが、日中関係をこじらせたのも実績と言えば実績でしょうか。選挙って政治家の査定ですよね。将来性というのもないではないけれど、その人がどんな風に生きてきて、どんな実績を残したかを見る方が大切です。高市さんの首相としての実績は、不明としか言いようがありません。また、国会の仕事の中で最も重要な予算と税法、歳入と歳出です。昨年夏から検討を進めて、この通常国会で議論し取り組んでいくわけです。が、ここで選挙していまうと、議論した人が国会に戻ってこないこともあるわけです。国会議員に手を上げる人たちだから、予算も税制もよ〜く理解されている人たちだと思います。議案もしっかり読み込まないで議場で手を上げるだけではないのですから、日程的に大丈夫なのかと思ってしまいます。現状でも年度内の3月に法案が可決されるのは難しいだろうと言われています。しかも、その内容については、突然採決するのではなく、議論する時間も必要です。それが政治と割り切ってしまうことはできません。
市場も大きく動いています。今日の東京株式市場は、この選挙の報道を受けて大幅に上昇しました。同時に、円安と金利上昇も進みました。円安については、米国FRB議長の刑事告訴の報道から、ユーロドルの関係でユーロ高が進んだにもかかわらず、円だけ売られた=政策に対する不信感というイメージです。もし、解散されるのであれば、このあたりのことも考えた上での決断だったのかどうか、コメントしていただきたいです。
政治と言えば、群馬県前橋市の市長選挙で、スキャンダルが報道され辞任した前市長が再選されました。人間だから間違いはある、そこは大目に見ないといけないときもある。それよりも大事なのは政策だ、一所懸命やってる人には継続してがんばってほしい、ということなのでしょうか。確かに、その考えがすべて間違っているとは思いません。が、ドロドロした政治の中で、以前はもう少し潔さといったものがあったように思います。ドロドロは変わらず、SNSが普及していく中で、「何となく受ける」パフォーマンスだけという危うさを感じます。
成人した若い人の姿を見て、そんなドロドロに染まってしまうなよ、とつい言ってしまいそうです。やっぱり、若いって良いなあ。
【今週のAI】
X(旧Twitter)上で、女性や未成年の画像について、AIを利用し服装を水着姿に変えるといった性的画像加工が問題になっています。これは、Xが開発している生成AIの「Grok(グロック)」を利用したものです。他の生成AIはこのような性的加工は制限される仕組みになっているのが一般的ですが、Xを率いるイーロン・マスクは「表現の自由」のため、規制を緩和する方向で運用しています。X(旧Twitter)には、自由すぎる投稿を規制する仕組み自体が存在しないとも言われています。表現の自由=何を言ってよい=何をしても良いと考えられていることが背景にあります。この発想については、疑問視する声も強く、欧州やインドなどでは監督官庁が調査を行うことになっているようです。
この問題をもうちょっと調べようと思ったのですが、AppleがGoogleの生成AIである「Gemini(日本語読みはジェミニ)」を同社の次世代AI機能の基盤技術として採用することが正式発表されたというニュースが飛び込んできました。AppleはAppleIntelligenceというApple独自のAI開発を行うことを発表していましたが、開発が遅れていると噂されており、Geminiの技術を利用することで、その遅れを取り戻すことになりそうです。Googleについて言えば、生成AIで先行していたChatGPTに対して、技術的にはすでに上回るものが出来たと言われています。そのため、ChatGPTの開発を進めるOpenAI社では、コードレッド=非常事態が宣言されたそうです。Googleとの提携により、iPhone上で最先端のAIを使うことが可能になります。ご存じのようにスマートフォンの世界では、Googleが持つAndroidとAppleのiPhoneが市場をほぼ独占しています。Appleはセキュリティの問題から、MacBookやiPhoneといったデバイス上だけで処理する機能を基本としており、中長期的にGeminiを利用し続けるかどうかは不明ですし、ユーザーの操作感に違いは出てくると思いますが、当分の間生成AIに関しては、どのスマホも同じということになりそうです。
※この記事では一般的な経済市場動向についての情報提供を行っているもので、特定の投資を推奨又は勧誘するものではありません。
