宴会・会合・パーティでの残念なコミュニケーション
初対面の人が多い会合は、苦手な人も多いようです。隣の人に話しかけるべきか否かと、悩んでいるうちに時は過ぎ、いえこんなときに限って時は遅々としていて、居心地の悪さをどこかで感じながらやり過ごしたりします。こんな時、周囲の人も同じように感じていることが多いものですが、私が最近感じた残念なコミュニケーションを2つご紹介します。
1、特定の人を独占する
初対面でもそうでなくても、会合の場で特定の人を独占するは慎むべき行為です。
名刺交換をした流れで延々と一方的に喋る。または質問攻めにする。捕まった人は、他の人に挨拶をしたくても逃れようがありません。限られた時間の中で、相手を独占してしまうのは、相手の時間を奪っているのと同じです。
不特定多数の人が集まる場所では、まずは広く浅いコミュニケーションを心がけたいものです。その中でもっと話を聞いてみたいという人がいれば、後日あらためて連絡を取るなどの手段をとった方がスマートです。
2、他人に無関心
「会社から行けと言われたから来ただけ」という態度で、見るからにシラけた感じの人。自ら名刺交換をしようともせずに、地蔵のようにただその場に立っているだけ(お地蔵様に失礼な表現でごめんなさい)。
これは周囲の人を疲れさせます。こんな人に限って話しかけても会話は盛り上がりません。「こんなところに来ても面白くないですよねー、早く終わればいいのに」などと、あからさまに言う人もいます。こんな人を見かけたらそっと距離をおきたいものです。一緒に過ごして楽しいはずもなく、有益な情報が得られるとも思えません。上司からの指示で来たのであれば、何かしら報告の義務があるはずなのに残念です。
上記のケースはいずれも、間違っても「もう一度会いたい人」にはなりにくいタイプです。大人の振る舞いとして気をつけたいものです。