相続税相談室

相続税ってどのくらいの人が払っているのですか?

国税庁のデータによると、平成26年のデータですが、全国で亡くなった方の数は、1,273,004人。そのうち、相続税の申告書を提出したのは、56,239人、全体の4.4%となっています。なお、相続税申告1件あたりの課税価格は2億407万円、相続税額は2,473万円となっています。

 基礎控除が引き下げられた平成27年分のデータはまだ発表されていませんが、従来の倍程度、つまり10%前後になるのではないかと予想されています。
 では、四国ではどうなっているのでしょうか?

 同じ平成26年分ですが、48,869人が亡くなり、相続税申告があったのは、1,535人の3.1%となっています。相続税申告1件あたりの課税価格は1億6,516万円、相続税額は1,809万円です。

 全国との違いは、やはり経済規模の違いと思われます。

 ではでは、四国4県で課税割合に違いはあるのでしょうか。高松国税局の資料と、人口動態統計から下記のようになりました。こちらも平成26年分のデータです。

相続件数/死亡者数(課税割合)
徳島県 342/9,853(3.47%)
香川県 409/11,503(3.56%)
愛媛県 565/17,529(3.23%)
高知県 219/9,984(2.19%)