F&Aレポート

F&Aレポート 2020年11月10日号     Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.

流行語ノミネートに見る、あなたの2020年

 先日、今年話題となったことばを選ぶ「ユーキャン流行語・新語大賞」ノミネート30語が発表されました。その多くは、やはり新型コロナウイルス関連のものでした。

1.愛の不時着/第4次韓流ブーム 2.新しい生活様式/ニューノーマル 3.あつ森 4.アベノマスク  5.アマビエ 6.ウーバーイーツ 7.AI超え 8.エッセンシャルワーカー 9.おうち時間/ステイホーム 10.オンライン○○  11.顔芸/恩返し  12.カゴパク 13.鬼滅の刃 14.クラスター 15.香水  16.GoToキャンペーン 17.3密(三つの密) 18.自粛警察 19.Zoom映え 20.総合的、俯瞰的 21.ソーシャルディスタンス 22.ソロキャンプ  23.テレワーク/ワーケーション 24.時を戻そう(ぺこぱ) 25.Niziu(ニジュー) 26.濃厚接触者 27.BLM(Black Lives Matter)運動  28.PCR検査 29.フワちゃん 30.まぁねぇ〜(ぼる塾)
 これらの言葉には、いずれもその言葉を生み出した背景があるので、そこに関心がないと『?』と、感じる言葉もあるかと思いますが、私が主催する講座約30名の受講者のうち、最も関心が高かったのは、「Go To キャンペーン」と「オンライン」でした。

 いずれも体験が伴うことで印象深い言葉になったようで、スピーチのネタとしてもリアリティがあり面白く仕上がっていました。

 たとえば「Go To キャンペーン」は、利用した人ならそのおトク感と体験談を語り、コロナ禍ならではの情報あり。「観光地に言ってもお店が開いていない」とか「事前予約が必要なので要注意」など。「Go To キャンペーン」から派生して「Go To イート」について話題を広げる人もいました。また「オンライン」については、「オンラインはもどかしい」「会議がすべてオンラインになり出張がなくなったことが、かえってストレスになる」など。今年は世界中がコロナに注目する一年となりましたが、ささやかでも私たちの生活や社会に彩りを添える出来事があったことをあらためて感じました。

 あなたの2020流行語は何でしょうか?