F&Aレポート
日本語力を磨こう「あなたは日本語、ペラペラですか?」8
1.( )の読み方、これでいい?
(1)「彼、足が速いので、和製ルイスって異名(いめい)をとってるよ」
(2)「あそこ、温泉場らしい情緒(じょうしょ)があるね」
(3)「そのおことば、座右(ざう)の銘とさせていただきます」
(4)「新鮮な活作り(いけづくり)でも食べたいね」
(5)「そんな益体(えきたい)もないこと、いうなよ」
(6)「つらいなんて音(ね)をあげてはいけないよ」
(7)「彼、酔うと呂律(ろりつ)がまわらなくなるの」
(8)「私は父の名代(めいだい)で参りました」
2.日常会話でよく使われる傍線のことば。何と読む?
(1)「圧巻なのは、二人の逃走シーンだね」
(2)「彼は僕の忠告など歯牙にもかけない」
(3)「あんな雑魚の言うことなど、気にしない」
(4)「この町も閑古鳥が鳴いているようだ」
(5)「鉄面皮と言われる理由がわかった」
(6)「あの業界には知己が多い」
(7)「今から伏線を張るなんて」
(8)「行き止まりで踵を返した」
3.誤字に注意。次のカタカナの漢字はなにか?
(1)「営業課長をツトめています」務/勤/努
(2)「彼らの言い分にヨれば」寄/依/拠
(3)「売上の増加をハカる」測/図/計算
(4)「その問題は上司にハカる必要がある」計/謀/諮
(5)「すぐに対策をコウずる必要がある」講/考/構
[回答]
1.( )の読み方、これでいい?
(1)「彼、足が速いので、和製ルイスって異名(いみょう)をとってるよ」
(2)「あそこ、温泉場らしい情緒(じょうちょ)があるね」
(3)「そのおことば、座右(ざゆう)の銘とさせていただきます」
(4)○「新鮮な活作り(いけづくり)でも食べたいね」
(5)「そんな益体(やくたい)もないこと、いうなよ」
(6)○「つらいなんて音(ね)をあげてはいけないよ」
(7)「彼、酔うと呂律(ろれつ)がまわらなくなるの」
(8)「私は父の名代(みょうだい)で参りました」
2.日常会話でよく使われることば。何と読む?
(1)「圧巻(あっかん)なのは、二人の逃走シーンだね」
(2)「彼は僕の忠告など歯牙(しが)にもかけない」
(3)「あんな雑魚(ざこ)の言うことなど、気にしない」
(4)「この町も閑古鳥(かんこどり)が鳴いているようだ」
(5)「鉄面皮(てつめんぴ)と言われる理由がわかった」
(6)「あの業界には知己(ちき)が多い」
(7)「今から伏線(ふくせん)を張るなんて」
(8)「行き止まりで踵(きびす)を返した」
3.誤字に注意。次のカタカナの漢字はなにか?
(1)「営業課長を務めています」
(2)「彼らの言い分に拠れば」
(3)「売上の増加を計る」
(4)「その問題は上司に諮る必要がある」
(5)「すぐに対策を講ずる必要がある」
<ちょっとチャレンジ>
(1)「顧客」の本来の読み方は「こかく」で「こきゃく」は誤読である ○か×か
(2)「テレビCMで喧伝する」と企画書に。この書き方は ○か×か
(3)「委細構わず」の「委細」の意味は「事情」である ○か×か
こたえ
(1)○/芭蕉の「奥の細道」にある過客も「かかく」と読む
(2)×/「喧伝」は「けんでん」と読み、「言いふらす」こと。「宣伝」とは違う
(3)○/詳しい事情のこと。「委細構わず」は「事情がどうであれ」の意