F&Aレポート
F&Aレポート 2022年5月20日号 Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.
実践 投資になる食事1 仕事の質は毎日の食事で決まる
「病気にならない方が安くすむ」と、経営者は自分自身の健康状態が会社経営に影響を与えることをよく理解しています。病気の心配をする前に、そうならないように避けるための手段をとることが賢明な生き方といえるでしょう。
江戸時代の観相学の大家、水野南北は『食は運命を左右する』という著書を残しています。その中で「美食飽食に溺れると、人相の良い人でも運気が下がり、粗食節食に徹すると人相の悪い人でも運気が上がる」ということを述べています。人間の運命が食の内容によって左右される、ということを見抜いていた観察力には頭が下がるばかりです。
ビジネスの世界で「肥満の人は自己管理ができてない」と言われるようになって30年以上過ぎています。いつの時代も、仕事ができる人、できない人は、まずその食生活習慣によって決まってしまうのかもしれません。今回は実践編として投資になる食事をご紹介します。(「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」医学博士 満尾正著)
■毎日納豆1パック
- 炎症&老化を抑制
納豆に含まれるタンパク質の一種「スペルミン」は、細胞の代謝促進、体内の炎症防止のダブル効果で老化を防ぐ。 - 微生物最強の力で腸を守る
日本が誇る納豆は、海外でも「スーパーフード」と呼ばれるほど注目されている発酵食品。納豆菌は微生物の中でも最強の繁殖力を持ち、そのパワーは悪玉腸内細菌のひとつで病原性大腸菌O-157の繁殖を抑えるほど強力。納豆菌によるウイルス抑制効果も明らかになっている。病気を寄せ付けない『おいしいサプリ』として毎日の定番にしたいもの。 - 血液サラサラ+発がん予防
納豆に豊富な「ビタミンK」は動脈硬化や骨粗鬆症、発がん予防に働く。酵素「ナットウキナーゼ」も血栓を作りにくくし血液をサラサラにして、脳梗塞、心筋梗塞を予防に。
材料(2人分)
ひきわり納豆 2パック/大根おろし 100g/ちりめんじゃこ 大さじ2/いかげそ(ゆでたもの)30g/付属のたれ・からし/かいわれ大根 適宜
作り方
1ボウルにひきわり納豆と付属のたれとからしを合わせてよく混ぜる
2大根おろしとちりめんじゃこ、食べやすい大きさに切ったいかげそを加えさら
に混ぜ、器に盛り、かいわれ大根を添える。刺身用のいかで作ってもおいしい!
<キムチきゅうり納豆豆腐 ダブル大豆でタンパク質強化 エネルギー175kcal>
材料(2人分)
ひきわり納豆 1パック/白菜キムチ 50g/きゅうり 1/4本/木綿豆腐 200g/ごま油 小さじ1/2/大葉 2枚
作り方
1白菜キムチは食べやすい大きさに切る。きゅうりは縦半分にしたあと1cm角に切る
21とひきわり納豆、ごま油を混ぜ合わせる
3器に大葉を敷き、豆腐をのせ2を上に盛る
<納豆と青菜のポン酢和え 青菜ならなんでもOK エネルギー90kcal>
材料(2人分)
ひきわり納豆 2パック/ほうれん草 2束/ポン酢 小さじ2/付属のからし2パック分 /かつお節 適宜
作り方
1ほうれん草は塩茹で(レンチンでもOK)し、水気を絞り3cmの長さに切る
2ひきわり納豆、1のほうれん草、ポン酢と付属のからしを混ぜ合わせて器に盛りかつお節をかける。春菊、小松菜、大根やかぶの葉などで作ってもOK
納豆と付属のたれに、練りごまとねぎを合わせただけの「ごま納豆」もおすすめです。ごまに含まれるセサミン、ビタミンEなどが肝臓まで届き抗酸化作用を発生させ活性酸素を抑制します。