F&Aレポート

F&Aレポート 2022年1月10日号     Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.

「年賀状じまい」の宣言

 昨年末に「年賀状をやめたいけど、なかなかやめられない」というお声を、何人かの方から聞きました。それに比例するように、今年は「年賀状じまい」の賀状を受け取りました。初めてのことですが、いずれもなるほどね…と、納得しながら拝見しました。

あけましておめでとうございます
今年から後期高齢者の仲間入りをするにあたり、終活を始めます。
ついては、この年賀状を最後とし、来年からは控えさせていただきたいと思います。
誠に勝手ではございますが、どうかよろしくお願いいたします。
なお、お付き合いの方はこれまで通り、温かな交流をお願いできれば幸いでございます。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
寒中お見舞い申し上げます。
年始には丁寧な年賀状をいただきありがとうございます。
実は本年より、年賀状による年始の挨拶を控えさせていただいております。
今後はお電話やメールでご挨拶をさせていただければ光栄でございます。
勝手を申しますが、何卒ご容赦ください。
これからも変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願い申し上げます。
寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。
 数年前なら「年賀状じまいなんて失礼な!」と、思う人もいたかもしれませんが、まったく悪い気はしませんでした。自然なことのような気がします。価値観は人それぞれ「多様化」の時代です。年賀状を続けても続けなくても「ご縁を大事にしたい」という思いが伝わることが大切なのではないかと、あらためて考えた年明けとなりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。