F&Aレポート

F&Aレポート 2018年1月10日号     Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.

心得たい国際間でのマナー 「プロトコール」

 「ビジネスマナー」というと、一般的に日本のビジネスにおける常識や慣習などを言いますが、「プロトコール」というと、国際間での儀礼やマナーをいいます。そう言うと、プロトコールはかなり堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、どちらも「相手に敬意を表すこと・好感を与えること・迷惑をかけないこと」などが、基本の考え方です。

 また、ビジネスマナーには、プロトコールが土台となっている考え方や習慣も多分にあるので、プロトコールを知ることは、マナーの理解を深めることにもつながります。最近では、海外との取引や外国人と一緒に働く人達も増えています。プロトコールについての知識は今後、益々必要とされるのではないかと思います。

 そこでまず今回は、「紹介」について考えてみましょう。紹介は社交の始まりです。昔から言われているように、紹介の順序は次の通りです。

  1. 男性を女性に。(紹介する)
  2. 下位の人を上位の人に。
  3. 後輩を先輩に。
  4. 未婚者を既婚者に。
  5. 年少者を年長者に
 名刺交換は、目下の者から名刺を差し出すのがルールですが、これは、「目下の者から紹介する(名乗る)」という行為の延長ともいえます。ただし、原則を固く守ろうとすると無理な場合もあります。たとえば、Cという社員が、A社長(男)とB社員の夫人を紹介する場合や、18歳の女性を50歳の男性に紹介するときなどです。そのため、性別に関わり無く、年少者を年長者に、下位の者を上位の者に紹介するのが妥当と言い切る意見もあります。

 なお、プロトコールでは姓・名ともに紹介するのが普通です。姓だけ名乗る、姓だけ紹介するのは日本人特有のケースで、プロトコールでは失礼にあたるので作法として心得ておきたいですね。



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