F&Aレポート

F&Aレポート 2015年1月10日号     Presented by Aquarius Intelligence Institute Inc.

「感謝・感動・関心」のプラスαのひとことを!

 次に挙げる定型的な挨拶に、もう一言加えてみましょう。どんな言葉なら、相手により好印象を与える表現になるでしょうか。

  1. 相手との初対面で「はじめまして」
  2. アポをとるメールで「では、明日の9時に伺います」
  3. 訪問先で、帰り際に「本日はお時間をいただきありがとうございました」
 マナーとしては、このままでも失礼はありません。ただ、気の利いた「もう一言」があると印象はずいぶん違います。正解、不正解ではなく、いろいろな回答を挙げてみましょう。あなたはいくつ考えられますか。たとえば、次の通りです。
  1. 「はじめまして。○○様にお会いできるのを楽しみにしていました」
  2. 「では、明日の9時に伺います。お時間をいただき嬉しく思っております」
  3. 「本日はお時間をいただきありがとうございました。今日の○○のお話については、非常に勉強になりました」など。
 普段、このような配慮ができる人には当たり前の一言のようですが、これは習慣です。メール・電話または、実際に対面したときにも、ごく自然にこんなプラスαが言える人は、コミュニケーション上手といえます。たとえ、社交辞令と分かっていても、言われた方は悪いはしないものです。

 これらに共通するのは、「相手への関心」と「素直に感情を表現できる」ということです。言い換えれば「相手の存在価値を承認」しているということになります。

 プラスαの一言のポイントは「感謝・感動・関心」です。これは常に伝えることを習慣にすることをおすすめします。「楽しみ」「勉強になった」「ありがとう」「嬉しい」「感動した」などの言葉を口に出すことで、自分の脳にも働きかけ、「感謝・感動・関心」は倍増し、常にそのような結果を引き寄せやすくなると言われています。

 2015年も自ら、ドキドキ・ワクワクの種を撒いていきたいものです。


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